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【ZガンダムのMS】第1話から全編で活躍の「ガンダムMK-II」意外だったのは「登場の理由」?

のちの作品でも活躍、世代をこえた名機に

ティターンズ所属のMSとして『Zガンダム』冒頭から登場する「ガンダムMk-II」は、ダークブルーの特徴的なカラーリングだった。画像は「RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (ティターンズ仕様) 」(BANDAI SPIRITS)
ティターンズ所属のMSとして『Zガンダム』冒頭から登場する「ガンダムMk-II」は、ダークブルーの特徴的なカラーリングだった。画像は「RG 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (ティターンズ仕様) 」(BANDAI SPIRITS)

 TVアニメ本編ではガンダムMk-IIが3機登場しており、すべてエゥーゴが鹵獲(ろかく)しています。1番機は研究用に月のアナハイム・エレクトロニクス社に送られ、2番機は保守部品用に解体されていますが解体中にカミーユ・ビダンが搭乗し、左腕がない状態で数回の出撃を敢行しています。

 3番機はカラーリングを黒から白基調へと変更され、クワトロ・バジーナが搭乗した後にカミーユへと乗り継がれました。ジャブローへの侵攻作戦では大気圏降下中に機動性を確保できるフライング・アーマーとの連携でバリュートを展開し、身動きできない状態のティターンズのモビルスーツを多数撃墜、大きな戦果を挙げています。

 その後の地上での戦闘でも新型の可変モビルスーツ「アッシマー」や「サイコガンダム」相手に戦い抜いており、問題点はあるものの基本性能は高いことを証明しました。

 Zガンダムの登場後はエマ・シーンの愛機となり、グリプス戦争最終盤まで戦い抜きますが、次々と登場する新型モビルスーツの前に性能面では徐々に劣勢となります。重戦闘用装備として開発されたGディフェンサーと合体し、「MK-IIディフェンサー(スーパーガンダム)」になれば、強大な威力を持つロングライフルが使用可能となりますが、Gディフェンサーのパイロットであるカツ・コバヤシが単独での戦闘を好んだため、あまり出番はありませんでした。

 それでも登場した際にはティターンズの主力艦であるアレキサンドリアの艦橋を撃ち抜きジャマイカン・ダニンガン少佐を戦死に追い込み、「グリプスII」攻防戦ではヤザン・ゲーブルの部下であるダンケル・ラムサスが搭乗するハンブラビ2機を撃破するなど目覚ましい活躍を見せています。

 最終的にはレコア・ロンド操るパラス・アテネを辛うじて撃破しますがエマが負傷し、その後に死亡。機体は中破した状態で漂流中、ファ・ユイリィに発見されました。

 その後は『機動戦士ガンダムZZ』でも使用され、最終的には損傷し放棄されますが、宇宙世紀0096年12月を舞台としたマンガ『機動戦士ガンダムUC episode EX2 獅子の帰還』では、おそらく回収されたと思われる機体がバナージ・リンクスの機体として登場します。

 世代交代が早いモビルスーツの世界で、10年にわたり使用され続けたガンダムMK-IIは、当初の酷評こそあったものの、世代を超えた名機であることを証明したのではないでしょうか。

(早川清一朗)

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