再アニメ化前に聴きたい!『うる星やつら』懐かしの主題歌3選 実はオトナな歌詞も?
ラムちゃんの願望が入ったオトナな曲

●「Dancing Star」作詞:伊藤アキラ / 作曲・編曲・歌 :小林泉美
第2クールのOP曲にあたるこの曲は、色々なキャラクターが物語に登場し始めてきた時期ということもあって、OP映像はとっても賑やかです。メロディーも「ラムのラブソング」と同じくらい、一度聴いたら忘れられないポップな雰囲気になっています。
そしてこちらの歌詞も、実は結構「オトナ」な雰囲気を醸し出しているのです。
「都会が寝静まるころ 男はさそり座に変る 女は乙女座になる おどれ Dancing Dancing Star」
出だしのサビのメインだけ聴くと、そんなにアダルトな感じはしないかもしれませんが、続く歌詞では
「心をくすぐる指を ふたりはたくみにすべらせ 不思議な宇宙の果てで おどれ Dancing Dancing Star」
……ちょっと怪しくなってきました。が、別のサビの歌詞を見てみると
「短く燃え尽きる夜 男は星屑に変る 女は流星になる おどれ Dancing Dancing Star」
見方によっては「『夜の営み』が終わった後では?」とも受け取れる歌詞です。同棲しているとはいえ、他の女の子を追いかけるようにしてラムから逃げるあたると、あまりマッチしていないのではと思えてきます。しかし、Aメロの歌詞に、この曲の意図に結びつく言葉がありました
「もう一度あなたから 愛しているよなんて言ってよ」
ラムとあたるの出会いは、地球の命運をかけた鬼ごっこでした。そしてあたるがラムにを捕まえて「結婚だー」と言ったことで、『うる星やつら』の本筋となるふたりの関係が始まります。そう考えると、この曲はラムの「いずれこうなってほしい」という願望なのでは?と思えてきます。
しかし、この時にあたるが「結婚」するつもりだったのは、「鬼ごっこで勝ったら結婚してあげる」と約束してくれた幼馴染の三宅しのぶでした。かなりの「すれ違い」から始まった、ラムとあたるの物語。そんな彼らの恋模様がどのように発展していくのかは、ぜひ新作のTVアニメで確認していただきたいところです。
(弁天寿)