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「アニメ聖地」生んだ『究極超人あ〜る』OVA 地元出身者が見た「まさかの展開」とは

地元出身ライターが実際に鑑賞して驚愕…

2018年に出版された、『究極超人あ~る』31年ぶりの最新刊・第10巻(小学館)
2018年に出版された、『究極超人あ~る』31年ぶりの最新刊・第10巻(小学館)

「え? 駒ヶ根はスルーなの!?」

 筆者が本作を視聴したのは、まさにOVAがリリースされた1991年のこと。まだVHSビデオテープの時代です。スタンプラリーのゴールが伊那市ということは、当然、我が故郷の駒ヶ根市にも降り立つはず!……そんな期待に胸を膨らませてビデオデッキにVHSをセットしたのでした。

 ちなみに駒ヶ根市は伊那市に負けない規模の、地元ではわりと大きな町です。絶対的に負けていると思うのは映画館がないことくらい。しかしいざアニメ本編を視聴してみると、駒ヶ根駅にはスタンプが設置されていない様子……。

「あれ? いやいやいや……。開始1分で判断するのはまだ早い。それでも何か触れることはあるだろう」

 しかし物語は進んで1時間ほどが経過。光画部の面々は、なぜか駒ヶ根市のわりと手前の「田切駅」で下車してしまいます。なぜならそこには「山田さん温泉」があったからです。

 これには筆者も、作中の「西園寺まりい」や光画部部長「天野小夜子」も「なんでそこで降りた?」とビックリ。

 ちなみに田切駅以降は、伊那福岡、小町屋、駒ヶ根、大田切、宮田、赤木、沢渡、下島ときて伊那市駅にたどり着きます。劇中では残り約1時間で伊那市まで行かなければならないのですが、そのまま電車に乗っていれば余裕でした。

 さらに驚いたことに、光画部の面々はそこから「あ〜る」の自転車「轟天号」に10人乗りして伊那市へ向かおうとします。

 劇中では街並みが描かれているので、どうやら駒ヶ根市に入ったような感じはするのですが、そこから一気にルートを外れて田園地帯へ。

 気づけば高速道路(中央自動車道)に迷い込み、どうやら伊那市を通り過ぎて岡谷あたりまで爆走した様子。そこから「高遠」の地名が出てくることから、彼らはUターンして高遠の山道を引き返してきたことがうかがえます。

 しかし高速に入ったあたりから筆者は「ここどこ?」状態。劇中ではそんな「視聴者」の気持ちなどどこへやら。さらに天竜川を渡って伊那市駅へと突っ込んでいきます。

 ……もう、わけがわからないよ。

 しかも、駒ヶ根市の街並みらしい街並みも登場せず、親しみある田切と伊那市は見られたものの、複雑な気分でした。

【画像】「声」だけでも面白かった! 復刻された『究極超人あ~る』ボイスドラマ(6枚)

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