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『鬼滅の刃』上弦の鬼の元ネタは疫病説 ファンの間で有力な考察とは

大ヒット作『鬼滅の刃』は、個性豊かなキャラクター造形も魅力のひとつ。鬼殺隊と敵対する鬼の面々も高い人気を誇ります。中でも圧倒的な強さを誇るのが、「十二鬼月」の中でも最強クラスの力を持つ「上弦の鬼」たち。「上弦の鬼」は有名な疫病がモチーフになっている、という説をご紹介しましょう。

多くの犠牲者を出した疫病と「上弦の鬼」の共通点

鬼の始祖・鬼舞辻無惨が表紙を飾る『鬼滅の刃』22巻(著:吾峠呼世晴/集英社)
鬼の始祖・鬼舞辻無惨が表紙を飾る『鬼滅の刃』22巻(著:吾峠呼世晴/集英社)

 TVアニメシリーズ第3期「刀鍛冶の里編」の制作発表もあり、いまだ人気が衰えるところを知らない大ヒット作『鬼滅の刃』。鬼殺隊と敵対する「上弦の鬼」たちには、さまざまな疫病がモチーフになっているという説があります。

※この記事では、まだアニメに登場していないキャラクターについての記載があります。ネタバレが気になる方はご注意下さい。

 例えば「遊郭編」に登場した上弦の陸・堕姫と妓夫太郎は「梅毒」が元になっているとされます。有名な性感染症で、遊郭では多くの遊女が梅毒に苦しんでいました。堕姫は鬼になる前に「梅」という名前でしたが、作中で「死んだ母親の病名からつけられた」と明らかになっています。また梅毒の母親を持つふたりは、親から感染する「先天梅毒」だった可能性も。妓夫太郎の顔や身体にある痣も先天梅毒の症状なのかもしれません。

 上弦の壱・黒死牟は「黒死病」が由来と考えられます。作中で疫病との関連性は明言されていないものの、名前自体が酷似していることから連想した人が多いようです。ヨーロッパでパンデミックを起こした黒死病は、皮膚が黒く染まる症状から名付けられました。黒死牟のビジュアルとも合う上、上弦の壱として圧倒的な強さを誇る黒死牟のイメージに近しいといえます。

 他にも上弦の弐・童磨は「結核」、上弦の参・猗窩座は「麻疹」、上弦の伍・玉壺は「アメーバ赤痢」がモチーフになっているという考察がされています。実際に日本では鬼と疫病を同一視する考え方があり、節分の豆まきは鬼(疫病)をはらい健康を願う儀式です。日本古来の風習から見ても、「鬼=疫病モチーフ」は説得力のある考察でしょう。

 また上弦の鬼たちを束ねる鬼舞辻無惨も、とある病と共通点があります。それは「がん細胞」。がん細胞は梅毒や黒死病などの疫病とは違い、人間の遺伝子が突然変異して生まれるもの。鬼の始祖である無惨が「がん細胞」をモチーフにしているとすれば納得できます。

 鬼と病の関連性について、「ここまで作りこまれてるとしたらスゴすぎる」といった声が多数。また鬼のなかでも特殊なポジションである禰豆子は、病気に対抗する「ワクチン」の位置づけなのではないかという説も話題になっていました。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(マグミクス編集部)

【画像】上弦の鬼との戦いが描かれる(5枚)

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