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「ゴムゴムの実」正体は後付け? 物議をかもすジャンプ作品の「設定」

先の読めない展開は、マンガ・アニメ作品の魅力のひとつ。しかし急に新たな設定が出てくると、「後付け」ではないかとファンが戸惑うこともあります。『幽☆遊☆白書』『ジョジョの奇妙な冒険』など、ネット上で「後付け」の設定ではないかと話題にのぼる作品を紹介します。

血筋の設定は問題が起こりやすい…?

「ゴム人間」ルフィが表紙に描かれる『ONE PIECE』第2巻(著:尾田栄一郎/集英社)
「ゴム人間」ルフィが表紙に描かれる『ONE PIECE』第2巻(著:尾田栄一郎/集英社)

 数々のマンガ・アニメ作品はストーリーが進むごとに新たな展開を迎え、ファンを楽しませてくれます。ところが、何の前触れもなく出てきた設定は「後付けの設定では?」と疑問に感じることも。今回は、ネット上でよく話題になる「後付けだと思う設定」について紹介します。

※この記事には『ONE PIECE』の単行本未収録回のネタバレがあります。

 まず紹介するのは『幽☆遊☆白書』から。「主人公の浦飯幽助が実は魔族の子孫だった」という設定です。霊界特防隊が「浦飯幽助は魔族の子孫です」と明かした事実はあまりにも唐突でした。第148話に「魔族大隔世」といった仕組みが登場し、44代前の幽助の先祖が魔族と関わりを持っていたことが明かされます。これには、ファンの間で「展開を盛り上げるために、幽助の設定を途中で変えたようにも思える」などの声があがっていました。

 次に挙げたいのが『ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流』に登場するシーザー・A・ツェペリが、第1部に登場したウィル・A・ツェペリの孫だという設定です。第1部が「週刊少年ジャンプ」に掲載された際、ウィル・A・ツェペリは結婚もしなかったし家族ももたなかったと言い残して絶命。そのため第2部で孫としてシーザー・A・ツェペリが登場した時には、クレームを入れたファンもいたようです。つじつまを合わせるため、単行本化にあたってウィル・A・ツェペリのセリフは「若い頃結婚していた」と修正されました。また作者である荒木飛呂彦先生も、あとがきでお詫びを掲載しています。

『ONE PIECE(ワンピース)』の「ゴムゴムの実」の正体も「後付けの設定ではないか」との声がネット上で見られます。第1044話で、「ゴムゴムの実」が実は「ヒトヒトの実」の「幻獣種モデルニカ」であったことが判明。これまでゴムゴムの実は特異体質に変化する「超人系」として描かれていたため、後付けの設定と言われているようです。一方で、「太陽の神ニカ、ヒトヒトの実、幻獣種に関するヒントや伏線はすでに出てたから、後付けとは言いきれないんじゃない?」といった意見も。実際に「単行本62巻の表紙」や「第571話の扉絵」はルフィ=ニカを連想させる描写として、ファンの間で話題を呼んでいます。

(マグミクス編集部)

【画像】ジャンプ作品本編未収録の「設定」を知るなら(5枚)

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