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なぜ? 人気なのに「未アニメ化」の少年マンガ 過激シーンもなくファンも疑問

まだまだある、アニメ化が待たれる人気少年マンガ

「週刊少年サンデー」連載の『古見さんは、コミュ症です。』はぼっち属性主人公が人気になりアニメ化。同じくぼっち属性の『湯神くんには友達がいない』は未アニメ化。画像は『湯神くんには友達がいない』1巻(小学館)
「週刊少年サンデー」連載の『古見さんは、コミュ症です。』はぼっち属性主人公が人気になりアニメ化。同じくぼっち属性の『湯神くんには友達がいない』は未アニメ化。画像は『湯神くんには友達がいない』1巻(小学館)

●『湯神くんには友達がいない』

『湯神くんには友達がいない』は、ぼっちの主人公・湯神裕二が活躍する日常モノのコメディです。「週刊少年サンデーS」にて、2012年7月号から2013年11月号まで17話分連載した後、「週刊少年サンデー」に移籍し、2013年48号から2019年25号まで月イチで連載されました。

 長寿作品でありながらメディアミックス展開は今のところボイスドラマだけですが、同じくぼっち属性の主人公が登場する『古見さんは、コミュ症です。』はアニメ化、実写化の両方が実現しています。根強いファンが今もアニメ化を望んでいますが、はたしてどうなるでしょうか。

●『PSYREN -サイレン-』

 週刊少年誌で最多の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」は競争も激しく、連載を勝ち取るのも、継続させるのも難しいです。統計によると、ジャンプ連載作品の約7割は1年以内に打ち切りになっているそうで、例えば2021年に始まった新連載も12作品中8作品(約66%)が1年以内に終了しています。

 そんななか、2008年1号から2010年52号まで連載された岩代俊明先生の『PSYREN -サイレン-』は、厳しい競争に勝利した一本です。しかし、なぜか未だアニメ化はされていません。例えば、ほかにジャンプで5年続いた『Mr.FULLSWING』もアニメ化されていませんが、同作はギャグマンガでもあり、下ネタとギャグが満載で、映像化と折り合いがつかなかった可能性が考えられます。

 一方で、『PSYREN -サイレン-』はSF要素のあるサバイバルサスペンスかつ、アクション要素もある正統派作品で、映像化に特に問題のありそうな要素は見当たりません。根強い人気もあり、「Netflixでクールに縛られずにアニメ化してほしい」「CGでアゲハたちの超能力が見たい」と期待されています。

●『背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~』

『背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~』は、競技ダンスを題材にした作品で、「週刊少年ジャンプ」で2015年24号から2017年11号まで連載されました。

 少年誌らしい爽やかな内容で、絵柄もかわいらしく親しみやすい正統派ですが、本作もアニメ化されていません。第2回「次にくるマンガ大賞」でコミックス部門1位を獲得するなど評価も高く、同じく競技ダンスを題材にした『ボールルームへようこそ』はアニメ化されているだけに、本作もアニメ化されてもおかしくはないでしょう。「焦っているわたりちゃんをアニメで見たい」「短い分ちょうどいいと思う」と、アニメ化期待の声は少なくありません。

●『夜桜さんちの大作戦』

 こちらは「週刊少年ジャンプ」現役連載作品です。ジャンプ本誌の作品掲載の順番には、それぞれの作品の人気が反映されていると言われていますが、権平ひつじ先生の同作は安定して中位程度の人気を保っているものと思われます。

 内容は『家庭教師ヒットマンREBORN!』を思わせるアクションコメディーで、少年誌らしい正統派の作品です。しかし、連載3周年を超えてもアニメ化の報はなく、このままアニメにならずに連載が終了してしまうかもしれません。内容、人気規模から見ても、アニメ化される可能性は大いにあります。ファンも「キャラもみんな個性的で、有名声優を起用しやすいと思う」「ノリがポップでバトルも面白いし、絶対人気出るはず」と、期待しているようです。

 人気マンガがアニメ化されないままだと、ファンとしてはもどかしい限りですが、「なぜ?」と思いつつ待ち続けていると。思わぬタイミングでアニメ化される場合もあります。前述の『ジョジョ』などの作品のほか、連載終了からアニメ化まで10年かかった『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』、24年かかった『BANANA FISH』のような例もあるので気長に待ちましょう。

(ニコ・トスカーニ)

待っててよかった!連載から10年以上経ってアニメ化された人気少年マンガ(8枚)

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