2023年は注目ゲームタイトルが多すぎ! 上半期の「おさえておきたい」話題作7選
ファン待望の人気シリーズ最新作がいよいよ登場!
●『オクトパストラベラーII』:2月24日発売
懐かしいドット絵のテイストと3DCGを融合させ、より美しく鮮やかに描いた「HD-2D」で表現されたRPG「オクトパストラベラー」シリーズ。その最新作にあたる『オクトパストラベラーII』が、2月24日に登場します。
2018年に発売されたシリーズと同名の1作目は、全世界出荷本数(ダウンロード版含む)が300万本超え。完全新規のターン制RPGで、ここまで人気を博したケースは近年ではかなりまれです。その1作目のゲーム性を引き継ぐナンバリングタイトルとなれば、俄然期待度も高まります。
今回も8人の主人公が活躍しますが、いずれも新たなキャラクターなので、前作未経験者でも問題なし。今回も、多彩な物語が織り成す冒険譚をたっぷりと楽しめることでしょう。また、戦闘はターン制ですが、「ブレイク&ブースト」による駆け引きが戦略性を生み、考える楽しみと大きなリターンが得られる戦いが味わえます。さらに新システムも用意される予定なので、待ち遠しさが募るばかりです。
●2020年に発売された前作『バイオハザード RE:3』:3月24日
サバイバルホラーアクションの金字塔といっても過言ではない『バイオハザード』シリーズ。ナンバリング展開が進む一方で、過去作のリメイクも平行して行われており、2020年に発売された前作に続く形の『バイオハザードRE:4』が3月24日に発売されます。
リメイクといっても千差万別ですが、グラフィックはもちろん現在の最先端レベルへと引き上げられており、オリジナル版と比較すればその変わりようは一目瞭然。きめ細かさはもちろん、光陰の表現や醸し出す雰囲気なども高いレベルで描かれています。
また、ストーリーにもリメイクの手が及んでおり、オリジナル版をベースに再構成。そのため、各キャラクターの深掘りなどにも期待が寄せられています。全てにおいてパワーアップを遂げ、没入感も増した『バイオハザード RE:3』。オリジナル版経験者であっても、見逃せない1作です。
●『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』:5月12日
ファミコンの時代から始まり、時代と共にさまざまなプラットフォームで活躍し続けてきた『ゼルダの伝説』シリーズ。その名を冠した作品はいつの時代も話題となりましたが、Nintendo Switchと同時発売の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、シリーズのなかでも群を抜く注目度を集めました。
本シリーズの「当たり前」を見直し、これまでにない切り口を意欲的に求めて取り組んだ『ブレス オブ ザ ワイルド』は、オープンワールドのなかに冒険と探索をちりばめ、新たな刺激に満ちた興奮を作り出すことに成功。その成果が正しく報われ、今年9月末時点で2779万本(全世界累計)もの販売記録を打ち立てました。
この名作の続編として、発表直後から関心を集めた『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が、5月12日に満を持して登場します。本作では、地上だけでなく空も舞台となり、冒険の広がりはかつてないスケールへと及ぶ模様。発売まで間があるため詳細はまだ明かされていませんが、2023年を代表する1本になる可能性を秘めており、発売が近づけば、ゲームファンの間で熱気が高まることでしょう。
●『ファイナルファンタジーXVI』:6月22日
『ファイアーエムブレム』や『ゼルダの伝説』と同様に、ファミコン時代から活躍を続けてきた『ファイナルファンタジー』シリーズのナンバリング最新作『ファイナルファンタジーXVI』も、来年の6月22日に発売日を迎えます。
本シリーズのナンバリング作品は、毎年リリースされた時期もかなりありましたが、前作の『ファイナルファンタジーXV』が出たのは、『ファイナルファンタジーXIV』発売年から数えて6年後。そして、本作『ファイナルファンタジーXVI』は、実に7年の月日を経ての登場になります。
これまで本シリーズでは、「クリスタル」に重要な意味を持たせ、それを守るために戦うこともたびたびありました。ですが本作においては、「クリスタルの加護を断ち切るための物語」といった気になる一文を突きつけており、シリーズの象徴的な存在であるクリスタルをどう描くのか、興味が増すばかり。シリーズ初の本格アクションRPGがどんな刺激的なプレイ体験を創造するのか、当日が待ち遠しいばかりです。
(臥待)