『ガンダム』「異形過ぎ」なジオン軍のモビルアーマー4選 「その顔、意味ある?」
かっこよく、いかついデザインが魅力の『機動戦士ガンダム』のモビルアーマー(MA)。力学的、兵器的に合理性があるのかはわかりませんが、そのフォルムは惚れ惚れします。しかし、「どうしてこうなった?」と思わざるを得ない異形のMAも存在します。そこでお世辞にも「かっこいい」とは言えない、一年戦争に登場したジオンのMAを紹介します。
ガンダムを苦しめた? 一年戦争で活躍したジオン軍の異形MAたち

かっこよく、高性能な機体が多い『機動戦士ガンダム』のMA。兵器的に合理性があるのかは素人にはわかりませんが、そのフォルムは惚れ惚れします。一方で、「どうしてこうなった?」と思わざるを得ない異形のMAも。そこでお世辞にも「かっこいい」とは言えない、一年戦争に登場したジオンのMAを紹介します。
●その手は何のため? 「ビグロ」
ソロモン攻略戦に向かうホワイトベースを追跡するザンジバルに搭載されていたビグロ。海洋生物のマンタやイカのようにもヒヨコの顔のようにも見える機体に、腕(マニュピレーター)が付いています。そして、くちばしのような部分は、パカッと開きメガ粒子砲を撃てます。
登場時は宇宙で、高速戦闘を得意とし、そのスピードでガンダムのアムロらを翻弄しました。「この腕に効果や攻撃力はあるのか?」「スピード特化なら要らないだろう?」と思わせる異形さが不気味なMAです。
しかし、腕は役に立つのです。ビグロは戦闘でガンダムに取りつかれますが、得意の高速移動で道連れにし、パイロットのアムロを強いGで気絶させます。無力化したガンダムをその腕でつかみ、ゼロ距離でメガ粒子砲をぶっ放そうとします。
ところが、寸でのところでアムロは覚醒し、ライフルでビグロを撃ち抜きました。あと一手のところまで追い込んだビグロの腕は、ビームライフルを待たせる説もあったそうで、役に立たなそうで意外と役に立つマニュピレーターということになります。
●まるで顔面が迫る!? 一年戦争中、最も異形のMA「ザクレロ」
モノアイが多いジオン軍の機体としては珍しい複眼のメインカメラで、なぜか釣り目のザクレロ。デカい口には上下に牙のようなものが生えていて、口内からは拡散ビーム砲を発射します。
そして腕も付いており、先端は鎌のような形状で、ヒート・ホークと同じ原理のヒート・ナタとなっています。巨大な猫の顔面に手を生やしたようなインパクトのあるビジュアルは、一年戦争、いやガンダム史上最も異形の兵器かもしれません。
ザクレロは実戦テスト前に破棄される予定だった機体でしたが、ビグロ戦直後にかたき討ちとして登場しました。ビーム砲で牽制し接近戦のナタでガンタンクに攻撃。ガンダムに対しては右腕に深刻なダメージを与えるほど、ナタは意外な威力を発揮しました。




