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【eスポーツの現場】女性選手・青空さんが”勝利”より大切にしているものとは

「ゲームの面白さ」発信し、コミュニティ育成にも関わりたい

ーー今後、eスポーツはどのように発展していくのが理想だと思いますか?

 年齢や国籍、性別を問わずに楽しめる、ひとりひとりに寄り添った身近なものになればいいなと考えています。

 eスポーツはもちろんですが、ゲームそのものに対して高いハードルを感じる人も、いまだに多いかもしれません。でもそれって、きっかけがないだけだと思うんです。これから少しずつ各タイトルのプレイヤー人口が増え、競技シーンも加速すれば、「周りがやってるから見てみようかな」という風に「観る側、楽しむ側」の流れもでき、自然と一般化していくのではないでしょうか。

ーーご自身は5年後も選手として活躍していると思いますか?

 5年後も、プレイヤーとして競技シーンに取り組んでいると思います。仮に何らかの事情でプレイヤーとしての活動が出来なくなったとしても、大会の運営やコミュニティの育成などでゲームそのものには関わっていきたいです。

ーーeスポーツは、オリンピック競技になると思いますか?

 今すぐなるかどうかは置いておいて、まずはオリンピックになるくらい一般化することが大切だと思います。そのために、私自身も微力ながら、ストリーマー活動(ゲームプレイの実況・配信を行う活動)を続けて、eスポーツはもちろんのこと、ゲームそのものの魅力を発信し、コミュニティの育成にも関わっていきたいです。

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 年齢や国籍、性別などに関係なく、高みを目指して努力するすべての人に活躍のチャンスがあることが、eスポーツの魅力のひとつといえます。eスポーツに関する業界はますます賑わいを見せ、国内初となる都道府県対抗の大会「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019」(2019年10月決勝)の予選大会も始まっています。

 一方で、青空さんは「eスポーツも20~30年後にはお茶の間でも親しまれるようになれば嬉しいですね」とも話しています。逆にいえば、現時点ではまだ、ゲームとeスポーツの魅力をより多くの人に伝えていかなければならない時期。目の前の「勝利」と「ゲームの魅力発信」というふたつの目標に熱意を込めて、青空さんの活躍は続いていきます。

(マグミクス編集部)

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