カードゲーム『UNO』異例のアナウンス、どういうこと? 背景に「ハウスルール」の存在
「本来のルール」公式が改めて示した理由

『UNO』の海外公式ツイッターは2019年5月5日、「ドロー4カードを出した場合、あなたは4枚カードを引き、順番は飛ばされます。ドロー2カードを出して次のプレイヤーに6枚カードを引かせることはできません」とツイート。それまで、多くのUNOプレイヤーが行っていたプレイ内容を、公式に認めていないものだとしました。
さらに、「記号カードでゲームをあがることが可能」ともツイート。それまで、最後の手札が数字以外のカードだと追加でカードを引かなければならないといったルールも、公式のものではないと明言しました。
国内最大級のボードゲーム情報サイト「Table Games in the World」を運営し、ボードゲームジャーナリスト兼住職として活躍する小野卓也さんは次のように話します。
「多くあるボードゲーム、カードゲームのユーザー同士でルールについて注意喚起をすることはありますが、開発元がアナウンスするのは前代未聞です。
ゲームのルールに変更や訂正があった場合にアナウンスされるケースは多くみられますが、今回のように世間で間違って遊ばれているという理由で元々のルールを改めてアナウンスするのは珍しく、正しくないルールが広がることによって、ゲームの面白さが損なわれると公式が判断したからでないでしょうか」(小野さん)
「正しいルール」がアナウンスされたことで大きな反響が広がるというのは、誕生から50年近く多くの人びとに愛されている『UNO』ならではの現象といえます。
一方で、『UNO』は2016年に好きなルールを書き込める「白いワイルドカード」や、指定したプレイヤーと手札をすべて交換する「とりかえっこワイルドカード」が新たに加わった『UNO リニューアル版』を2016年に発売しています。今回の公式アナウンスは、『UNO』の多様な遊び方を認めつつも、『UNO』本来のゲーム性に再び目を向けさせるものになるでしょう。
(マグミクス編集部)











