「仮面ライダー」と「こけし」の異色コラボ? 伝統工芸xファングッズの魅力とは
伝統工芸とファングッズは相性がいい?

アニメなどのコンテンツに伝統工芸の技術を取り入れた企画は過去にも多くの例があります。近年で注目を集めたものに、2012年に初開催された「エヴァンゲリオンと日本刀展」があげられます。同展示は、日本刀の生産地として知られる岡山県瀬戸内市長船町の備前長船刀剣博物館により企画されたもので、『エヴァンゲリオン」劇中に搭乗するアイテム「ロンギヌスの槍」や、エヴァンゲリオン初号機をイメージした刀が話題になりました。
また、ニンテンドースイッチの人気ゲーム『スプラトゥーン』は、唐津焼とコラボレーションしています。安土桃山時代から続く日本の伝統工芸である唐津焼の器に、スプラトゥーンの作中に登場するイカが違和感なくマッチしています。
また、東京、大阪を拠点にガンダムの情報を発信する「GUNDAM Cafe」では、日本の伝統や優れた技術を広めるグッズ、「Discovery-G」シリーズを販売しています。
今回発表された「仮面ライダーこけし」も、全国一のこけし生産量を誇る群馬県榛東村で受け継がれてきた技術と、海外市場でも評価されているデザインの開発力にふれることができる製品です。
日本の伝統工芸をファングッズに取り入れることで、企画側はグッズそのものの付加価値を高まめることができ、ファンにとってもプレミア感の高い商品を手にすることができます。また、伝統工芸の担い手にとっては、コラボ商品を通じてその魅力を幅広い層に伝え、次世代との接点を新たな作り出すことができます。アニメ、マンガ、特撮、ゲームなどのファングッズと伝統工芸は、3者それぞれにとってメリットのある、相性のいい企画といえるでしょう。
(マグミクス編集部)





