もう20年になるの? 2003年4月放送のアニメ3作品 試練に挑む少女たちに感情移入した
日曜の朝に響く「チチをもげ!」
●『金色のガッシュベル!!』

『金色のガッシュベル!!』は雷句誠先生が週刊少年サンデーに連載した『金色のガッシュ!!』をTVアニメ化した作品です。2003年4月6日から2006年3月26日まで、足掛け3年の間に全150話が放送されました。タイトルが変更された理由は、当時「ガッシュ」と名付けられたいくつかの商品/製品が存在しており、それらとの商標の被りを避けるためと考えられます。
さて、『金色のガッシュベル!!』は中学生の高嶺清麿と、魔物の子であるガッシュのふたりがコンビを組み、王の座を目指していく物語です。清麿は中学生にしてマサチューセッツ工科大学の論文を理解できるほどの頭脳の持ち主でしたが、その能力の高さゆえに周囲に溶け込めず、不登校ぎみの生活を送っていました。そんなある日、ガッシュを名乗る少年が現れ、清麿の生活は大きな変化を迎えたのです。
ガッシュは魔界の王を決める戦いに参加している100人の魔物の子のひとりであり、他の魔物の子を倒さなければならない宿命を背負っていました。しかし清麿との交流や戦いを通して成長したガッシュは「やさしい王様」になることを決意し、さらなる戦いへと身を投じていくのでした。
本作の見どころは非常に多いのですが、最も印象に残っているのはやはり歌でしょう。最初のオープニングである「カサブタ」は青春の痛みをストレートに思い出させてくれる名曲で、2000年代前半を代表するアニメソングと言っても過言ではないでしょう。
また、挿入歌である「チチをもげ!」は、これを日曜の朝に放送できたのは奇跡ではないかと思えるほどすさまじい歌詞とテンションの曲です。当時あの曲を耳にした子供たちは、いったいどのように感じていたのでしょうか。
(ゆうむら)