バトル漫画名物? 敵味方関係ない愛すべき「かませ」キャラ 「泣き顔がかわいい」
味方にも「イキりかませ」キャラはいる?
●『葬送のフリーレン』:イキった末にまさかの敗北に涙を流すアウラ

アニメ化も控えるファンタジー作品『葬送のフリーレン』で、フリーレンがグラナト伯爵領で出会ったのが、「断頭台のアウラ」でした。500年生きている魔族で、不死の軍勢を率いるアウラはフリーレンに対し、「私の方が圧倒的に優勢」と自信満々に余裕を見せ笑顔すらこぼします。
そして服従の天秤で自身とフリーレンの魂を秤にかけ、軽い方が服従する魔法を詠唱。魂(魔力)に絶大な自信を持ち勝利を確信したアウラでしたが、秤に負けフリーレンの命令で自害させられました。さんざん余裕をこき負けてしまったアウラですが、自害する直前、涙を流すところが彼女の見た目も相まってかわいらしいです。
●『ワールドトリガー』:イキりすぎて味方からも見捨てられるエネドラ
異世界からの侵略者・近界民(ネイバー)と防衛組織(ボーダー)の戦いを描くSFバトルマンガ『ワールドトリガー』にて、アフトクラトルの大規模侵攻で、こちらの世界にやってきたひとりがエネドラでした。上官に対し「猿(ボーダー)相手にビビッてんじゃねーの?」、味方のヒュースに「雑魚が」と吐き捨てるなど、とにかく口が悪いです。また自分だけで皆殺しにできると軽口を叩く、「イキりかませ」フラグも立てます。
バトルに入ると「がんばってくれよ」と相手を煽り、「ぶっ殺せるなら誰でも」とサイコな表情も隠しません。しかしノーマルトリガー最強の男、忍田本部長の活躍により敗北。最期は、味方にとどめをさされてしまいました。
エネドラの「イキりっぷり」は、死後も発揮されます。生態データが保存されていた彼の角をラッドに乗せ換えたことにより、ラッドを通じ生前のような高慢な口ぶりでアフトクラトルの情報をベラベラしゃべり、ボーダーに貢献してしまいました。同じように置いてけぼりを食らったヒュースが、決して口を割らないのに比べると、軽薄な男です。
●『キン肉マン』:わきまえているのか? いないのか? 「謎イキり」のジェロニモ
最後は味方側にもいる「イキり弱キャラ」を紹介します。『キン肉マン』のジェロニモは、自分の未熟さを自覚し、正義超人のなかで下っ端(実際は人間)と公言する謙虚な奴かと思いきや、意外と「イキり」を見せていました。
「黄金のマスク編」でキン肉マンは、スニゲーター戦後、超人強度がゼロになり瀕死に陥ります。すると外野の超人からヤジが飛び、これを見たジェロニモは先輩超人らに「キン肉マンが戦っとる間、文句いうとっただけじゃなかか」と非難。そして間に入ったウルフマンは、命の球をキン肉マンに差し出し絶命しました。この際、ジェロニモは勇気を認められ、ウルフマンからマゲをもらっていますが、実質文句を言っただけとなっています。
その後、サンシャインとの対戦では、「命を捨ててもこの大任は果たさねばならん」と決意を口にしますが、技を食らわせたのに自分のアキレス腱が切れたり、背骨が折れたりします。何とか勝利を収めますが、姿を現した大ボスの悪魔将軍に対しては、先輩超人を差し置いて、真っ先に食ってかかり「地獄の断頭台」の餌食になりました。
(南城与右衛門)