「大賞受賞作がついに」「人気作家も唸った」原作マンガも注目の23年秋アニメ
早くも2023年の夏アニメもクライマックスに近づき、続く2023年の秋アニメもチェックしておきたい時期になりました。秋アニメが待ちきれない方は、要注目の原作を読んで予習しておくのもおすすめです。
今から原作を予習するのもあり!

2023年秋アニメには、注目の人気マンガが原作の作品が多数あります。早くも「映像化作品」コーナーを設け、アニメの放送前から原作マンガを盛り上げようとする書店も多く、まさに「予習」しやすい状況といえるでしょう。
そんな「原作あり」の秋アニメについて、注目作をいち早く紹介します。
●『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』
2020年より「週刊ヤングジャンプ」にて連載されているラブコメマンガ『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』(原作:中村力斗、作画:野澤ゆき子 通称『100カノ』)は、タイトル通り100人もの魅力的な女子キャラクターが登場するラブコメ作品です。個性的な美少女キャラが次々登場するため、「アニメのCVも期待」「動く推しキャラが早く観たい」と、アニメに期待する原作ファンも続出しています。
主人公・恋太郎(れんたろう)は中学で失恋100回を経験したことから訪れた縁結びの神社で、恋の神様から「高校で出会う運命の人は100人いる」と告げられました。本来であれば運命の人はひとりのはずですが、恋の神様はうっかりミスで恋太郎の運命の人を「100人」と設定してしまっており、さらに「運命の人は愛し合って幸せにならなければ死んでしまう」という事実が明らかになります。
そんな事実を知り「運命の人全員と付き合う」ことを決意した恋太郎の前に登場するヒロインは、どれも非常に個性豊かです。おしとやかで策略家な羽香里(はかり)やツンデレでツッコミポジションの唐音(からね)、不老不死の薬の影響で8歳の姿になっている楠莉(くすり)など、クセが強すぎるヒロインも少なくありません。そして「100カノ」は「ヒロイン全員を幸せにする」というストーリーの通り、主人公に選ばれない「負けヒロイン」がいないことも特徴のひとつと言えます。
アニメから入る方も、ぜひ推しヒロインを探してみてほしい作品です。
●『葬送のフリーレン』
「魔王を倒した勇者たちの後日譚」を描くファンタジーマンガ『葬送のフリーレン』(原作:山田鐘人、作画:アベツカサ)は、2021年に「マンガ大賞2021」大賞、「第25回手塚治虫文化賞」の新生賞を受賞するなど、マンガ好きの間で高く評価されてきた作品です。アニメ化が発表された際も、ファンの間では「絶対観る」と喜びの声もあがっていました。
今作では第1話時点で魔王討伐から50年以上の月日が流れ、亡くなった勇者・ヒンメルのことを知ろうとしなかった後悔から、エルフ族の魔法使い・フリーレンが「人間を知るための旅」に出る物語が始まります。
ちなみに『葬送のフリーレン』のアニメを制作するのは、『ワンパンマン』や『オーバーロード』など美麗な戦闘シーンに定評のあるマッドハウスで、「戦闘シーンが楽しみ」「原作の美麗な描写も再現できそう」と期待する声も見られました。