ネット接続を先取りした『ドリームキャスト』の名作たち 「テレホーダイ」時間には2万人が参戦?
大人気シリーズに影響を与えた名作も!

ドリームキャストの名作といえば、複数参加型オンラインRPG『ファンタシースターオンライン』も忘れてはいけません。
インターネットの普及がそれほど進んでいなかった当時でも、同時接続で2万人以上を集め、夜11時から翌朝8時まで電話回線が定額で使い放題になる「テレホーダイ」を用いて夜通しプレイする人もいました。プレイヤーキャラクターは顔や髪型、髪の毛や肌の色、体形など、当時としては多くのパーツがカスタマイズでき、ランダム性のあるマップやモンスターを倒したあとに手に入るドロップアイテムといった周回要素も人気でした。
ドリームキャストの末期には『セガガガ』という、セガ社内を探索するRPGも登場しています。「セガのシェア100%を目指す」というシミュレーション要素も混ぜた内容で、「セーガー、セーガー」の歌詞から始まり、なぜか耳に残る挿入歌「セガガガマーチ」が採用されるなど、ドリームキャスト作品のなかでも尖ったゲームとして知られています。
(LUIS FIELD)