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「深夜枠で観たい」「なぜ続編だけ映画化?」 実写化されそうでされない人気マンガ

多くの人気マンガ作品が実写化されているものの、なかには「実写化されそうなのに意外とされない」マンガがあるのも事実です。それらの作品が実写化されないのは、なぜなのでしょうか?

ほのぼの日常系のキャスティングは難しい?

『女の園の星』1巻(祥伝社)
『女の園の星』1巻(祥伝社)

 近年、多くの人気マンガが、映画やドラマで実写化されてきました。しかし、なかには「そこまで現実離れしてる内容でもないし、いかにも実写化されそうなのに、意外に実写化されていない」という意見が出る作品もあります。今回は、実写化されてもおかしくなさそうなのに、なぜか実写化されてない人気マンガをみてみましょう。

●『よつばと!』

『よつばと!』は、2003年から「月刊コミック大王」(KADOKAWA)にて連載されている、あずまきよひこ先生のほのぼの系日常マンガです。ちょっと変わった5歳の女の子「よつば」とよつばを育てる「とーちゃん」こと小岩井葉介がふたりで暮らす日常に、まわりの人びとのあたたかい交流が重なり、ゆっくりと物語が進んでいきます。

 華やかなイベントや大きな事件は起こりませんが、よつばのかわいらしさや、彼女を取り囲む大人たちとのやりとりに思わずクスッとしてしまう本作は多くの読者に愛され、国内コミックスの発行累計は1430万部を突破しています(2021年のデータ)。

 さらに第20回手塚治虫文化賞「マンガ賞」をはじめ、数々の賞を受賞している『よつばと!』ですが、2023年12月現在、実写化もアニメ化もされていません。

 人気作品とあって、読者のなかには実写化を望むファンも多いようです。2023年には、同じく大人と少女のW主人公のマンガ『ばらかもん』が、杉野遥亮さんと宮崎莉里沙さんで実写化されたことで、「『よつばと!』もそろそろいけるんじゃないか」という意見もいくつか出ていました。

『よつばと!』が実写化されない理由については、主人公であるよつばを演じられる子役がなかなかいなさそうな点、彼女の髪の毛が緑色で日常を描いた作品とはミスマッチな外見であることや、彼女が外国人であると思われる描写があることなど、キャスティングの難しさの問題もあるかもしれません。

●『女の園の星』

『女の園の星』は、2020年から「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載されている、和山やま先生のマンガ作品です。ある女子校の2年4組を担任する国語教師・星先生を中心に、女子校のノリやそのリアルなやりとりが笑いを誘います。

 宝島社主催の『このマンガがすごい!2021 オンナ編』(2021年)では見事第1位に選ばれるほどの人気作品であり、2022年12月にはアニメ化もされています(単行本第3巻のBlu-ray付き特装版に収録)。

 まだ実写化はされていないものの、ネット上では、星先生の隣の席の小林先生、いつもお酒のにおいがする中村先生などのキャラの濃い教師陣や、変わった作品ばかり描く漫画家志望の生徒など、ひと癖もふた癖もある登場人物たちを「誰に演じてほしいか?」という議論が巻き起こっています。

 主人公・星先生を演じてほしいと意見が挙がっていたのは、アニメ版で星先生の声をつとめた星野源さん、眼鏡をかけた姿が星先生に似ていると言われている目黒蓮さん(snowman)、柔らかな雰囲気が魅力の中村倫也さんなどでした。

 SNS上では「深夜枠のドラマとしてゆるっと観たい」という声も挙がっており、同じ和山先生原作の実写映画『カラオケ行こ!』が2024年に公開を控えていることを考えると、『女の園の星』もそう遠くはない未来に実写化されるかもしれません。

【画像】『女の園の星』が実写化されるなら主役は? ネット上で「ありそう」と言われる俳優たちの「メガネ姿」を見る(5枚)

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