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「なんかイケメン化してない?」 実写化で美形になり過ぎ(?)た三枚目キャラ

原作通りじゃなくても高評価!

●『弱虫ペダル』の鳴子章吉(演:坂東龍汰)

坂東龍汰が鳴子章吉を演じた映画『弱虫ペダル』ポスタービジュアル (C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008
坂東龍汰が鳴子章吉を演じた映画『弱虫ペダル』ポスタービジュアル (C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008

 実写化作品においてキャラの見た目をを原作通りに再現するのは、2次元特有の髪色や表情、体型などがハードルとなり、困難です。2020年8月に実写映画が公開された『弱虫ペダル』も、派手な髪色やヘアスタイルが特徴のキャラクターが原作通りではなく、「もっと再現度を高くしてほしい」と納得できない原作ファンの声も少なくありませんでした。

 派手好きな目立ちたがり屋で、赤い髪色とコテコテの関西弁が特徴のキャラクター、鳴子章吉も原作ファンが再現度を残念に感じていたキャラクターのひとりです。主人公・小野田と同じ総北高校自転車競技部のメンバーで、読者からも人気が高い鳴子について、「赤髪じゃないなんて……」「イケメン過ぎて違和感しかない」と原作寄りのビジュアルを希望するファンの意見がSNSを中心にあふれていました。

 また、鳴子を演じた俳優・坂東龍汰(ばんどうりょうた)さんは175cmと高身長ですが、原作の鳴子の身長は165cmと10cmも差があったことも違和感につながっていたようです。

 しかし、公開後に作品を鑑賞した原作ファンは「思ってたよりもちゃんと鳴子だった」「声もアニメに寄せてたし、よく見たら不自然ではないくらい髪色も赤かった」と納得している様子でした。SNSではまだ観ていない原作ファンに「安心して観てほしい」とおすすめする投稿も多く、まさにファンも認めるほどの再現度だったと言えるでしょう。

(田中泉)

【画像】「え、真剣佑が億泰?」 イケメン過ぎやしないかと心配してたらちゃんと再現されたキャラクターたち(5枚)

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