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今だったら放送禁止? お茶の間を凍り付かせた大胆すぎるお色気シーン

当時の視聴者に衝撃を与えた“ウテナショック”とは

ウテナ(画像左)が描かれた『少女革命ウテナ 絶対進化革命前夜』CDアルバム(キングレコード)
ウテナ(画像左)が描かれた『少女革命ウテナ 絶対進化革命前夜』CDアルバム(キングレコード)

 作品自体にお色気要素があるならあらかじめ回避できそうですが、突如としてきわどいシーンが登場し、不意打ちを浴びせてくるというパターンも存在します。たとえば1980年代半ば、毎週日曜夜19時に放送されていたアニメ『タッチ』はその代表でしょう。南ちゃんのレオタードや水着といったサービスシーンがあったり、長めのキスシーンが描かれたりしたため、「お茶の間ショック」を避けられなかった人も多かったようです。

 またゴールデンタイムとは少しズレますが、1997年に水曜18時の枠などで放送されていたアニメ『少女革命ウテナ』にも気まずいシーンがありました。「みんなのトラウマ」と呼ばれる33話は、平たくいえば主人公のウテナが鳳暁生(おおとり あきお)と一線を越えてしまうエピソードです。ウテナの顔をアップにして直接的な描写を避けているとはいえ、だからこそより生々しいベッドシーンが演出されていました。

 そもそもウテナは、幼少期に心を救ってくれた王子様に憧れるあまり、自身も王子様になろうとする男装の麗人です。これまで強く気高くあり続けたウテナが、暁生の手によって「オンナ」になってしまった姿は、気まずさ以上の衝撃を多くの視聴者に与えたことでしょう。

 思い返せば、お色気要素ではないものの、2022年に放送された日曜日17時より放送されていた『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1クール最終話の“人間ハエ叩きのシーン”も、お茶の間を凍り付かせるポテンシャルを持った描写でした。

 コンプライアンス意識が高まった今の時代でも、やりようによってはまだまだ「お茶の間ブレイカー」などと呼ばれる作品が作れるのかもしれません。

(ハララ書房)

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