まさに生き地獄… 『ONE PIECE』麦わらの一味で「一番悲惨な過去」を持つのは誰?
出生時から過酷すぎ? サンジを取り巻く最悪の家族関係

●サンジ
コミックス84巻に収録されたエピソードで、サンジが幼い頃に味わった壮絶な過去が明かされています。
サンジの父親であるヴィンスモーク・ジャッジは、我が子に「血統因子の操作」を行うことで生まれつき感情がなく、どんな強敵も恐れない強靭な肉体を持った最強の戦士を作ろうとしました。
サンジもそうなるはずでしたが、母親のソラが「血統因子の操作」に影響を及ぼす劇薬を飲んだため、四つ子のうちのサンジだけは人間らしい感情を持って生まれたのです。
しかし、父親のジャッジはそんなサンジを「失敗作」と言い放ち、存在を認めようとしませんでした。さらに実の兄弟のイチジたちからも「出来損ない」とイジメられ、ついにサンジは死んだことにされて地下牢に閉じ込められました。
実の父親や、血を分けた兄弟たちから虐げられていたサンジの暗い過去は、読者にも衝撃を与えました。ネット上でも「サンジの生い立ちはみていられない」「麦わらの一味のなかで一番つらい過去を持っているのでは?」など、心を痛める人が続出しています。
また、その一方で「サンジは虐げられた過去があるからこそ、優しいんだと思う」「あんなに歪んだ幼少期を経験したのに、優しくまっすぐに育ってえらい」など、ずっと心優しいサンジを評価する声もありました。
●ブルック
麦わらの一味の音楽家・ブルックは、先述の3人と違って、大人になってから壮絶な経験をしています。数十年前、ブルックとともに航海を続けてきたルンバ―海賊団は戦闘に敗れて全滅し、その際にブルック自身も命を落としました。
ブルックは死後「ヨミヨミの実」の能力で生き返りますが、自身の遺体を発見したときにはすでに肉体は白骨化していました。そのため白骨の姿のまま50年近くも孤独な海をさまよいます。
さらにブルックは、スリラーバークでゲッコー・モリアに「影」を奪われてしまいます。影を失った者が直射日光を浴びると消滅してしまうため、それから数年は太陽の光を浴びられない日々を孤独にすごしました。
肉体を失った挙げ句、長い年月を独りぼっちで暮らすことになったブルックの境遇に同情する声は多く、なかには「他のキャラより100倍つらい過去」という意見もあったほどです。
そのほかにも、父親が海賊になるために家を出て、その後母を亡くしたウソップや、自分の造った船が結果的に恩師の命を奪うことになったフランキーなど、麦わらの一味のメンバーは悲しい過去を持つ者ばかりです。いつか、そんな過去を乗り越えて、それぞれの夢をかなえる日が来るのが楽しみですね。
(LUIS FIELD)



