涙を誘った「特殊エンディング」4選 秀逸な仕掛けに「えっ…!」「鳥肌止まらん」
敵キャラの絆を描いた特殊エンディングに涙……

●ヴィランの絆に涙が止まらない『僕のヒーローアカデミア』第116話
「週刊少年ジャンプ」を代表する人気作『僕のヒーローアカデミア』のアニメシリーズにも、ファンの涙を誘う感動的な特殊エンディングが存在します。
アニメ第6期の3話(通算116話)は、ヴィランのひとりであるトゥワイスにスポットが当てられた回でした。彼はかねてより仲間のトガに恋心のような感情を抱いており、ピンチのときには必ず駆けつける優しさの持ち主です。同話でもトガを助けるために奔走し、最期は彼女の腕のなかで力尽きました。
そしてそのまま迎えたエンディングでは、トゥワイスとトガを描いたカットが付け加えられています。ふたりの仲睦まじくも切ない描写と秋山黄色さんによるエンディングテーマ「SKETCH」の「居なくならないでね」「君こそね」という歌詞が絶妙にマッチしており、視聴者からは「こんなの泣くに決まってんじゃん」「あの特殊エンディングは本当ズルイわ」といった意見があがっていました。
●変化するエドの笑顔がツラい『鋼の錬金術師』(2003年版)第7話
特殊エンディングを語るうえで、やはり2003年版アニメ『鋼の錬金術師』の第7話は外せません。同話は“みんなのトラウマ”ことニーナ・タッカーとその愛犬アレキサンダーが「人語を理解する合成獣(キメラ)」の材料にされてしまうトラウマ回でした。あまりに悲愴的な結末にエルリック兄弟だけでなく、TVの前の視聴者も大きな衝撃を受けたのではないでしょうか。
そんな第7話の特殊エンディングは、北出菜奈さんの楽曲「消せない罪」に乗せて、エルリック兄弟とニーナたちの仲睦まじい様子が次々に映し出されるものでした。本編の結末に反して、ニーナが楽しそうな表情を浮かべており、残酷な現実とのギャップによって心が苦しくなります。
さらに終盤で映し出されるエドワード・エルリックの表情も微妙に異なり、通常版では穏やかな笑みを浮かべているのに対して、無理やり作ったような笑顔に変更されています。こうした細かい演出から、スタッフの作品愛が感じられるでしょう。
現在放送中の冬アニメもまもなく佳境を迎えますが、果たして視聴者の涙を誘うような特殊エンディングは登場するのでしょうか。
(ハララ書房)



