「1話切り」にちょっと待った! 3話まで観るとドハマりする冬アニメ3選
3話までは「序章にすぎない」作品も

●3話までなかなかレベルアップしない『俺だけレベルアップな件』
『俺だけレベルアップな件』は、韓国発の作品で原作は世界的人気を誇っています。舞台となるのは異次元と結ばれた「ゲート」が現れた世界で、異能力に覚醒した「ハンター」たちがゲート内に存在するダンジョンへと挑んでいく物語です。
ハンターは能力が発現した時点で強さが固定され、原則として成長することはありません。そんななか、主人公の水篠旬(CV:坂泰斗)は最低ランクのE級でロクに戦えず、「人類最弱兵器」と揶揄(やゆ)されていました。しかし、あるとき神殿のダンジョンで運良く生き残ったことをきっかけに「自分だけがレベルアップする」能力に目覚め、驚異的な成長を遂げていくのです。
そこに行き着くのが3話目であり、いわば1~3話は“俺だけレベルアップ”するまでの序章といってもいいでしょう。なかなか主人公がレベルアップせず、視聴をやめてしまったという人は、もう少しだけ先まで見てみることをおすすめします。
●実は今期一の鬱アニメ?『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』

最後にご紹介する『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』は、「小説家になろう」発のライトノベルが原作で、主人公の少女であるアイビー(CV:鈴木愛奈)とスライムのソラ(CV:田村睦心)によるふたり旅が展開されていきます。そのゆるふわな絵柄も相まって、3話を見るまではかわいい少女とかわいい魔物によるほのぼのサバイバルファンタジーに思えるでしょう。
アイビーはまだ8歳の女の子であるにも関わらず、ソラと出会う前からひとり森で暮らしていました。その理由が第3話で明らかになるのです。ちなみにコミックス版は、第1話でアイビーの過去が明かされたのですが、その内容はあまりにもつらく鬱屈としたものでした。放送当時、視聴者から「アイビーの過去を3話に持ってきて正解。これで1話はさすがにきつい」といった声があがっていたほどです。
そんなアイビーの過去を知っているのと知らないのとでは、物語に対する印象が大きく変わります。加えて3話以降から魅力的な登場人物が増えていくので、むしろ本当の面白さはここから始まっていくといっても過言ではないでしょう。
2024冬アニメは粒ぞろいとなっているだけに、取捨選択の判断が難しいところです。1話目で切ってしまったという人は、これを機に再チャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
(ハララ書房)


