赤犬、黄猿…… 『ワンピース』史上もっとも強い海兵は誰なのか?
『ONE PIECE(ワンピース)』で「誰が最強なのか?」という議論は、ネット上でたびたび意見が交わされています。海賊キャラが上位にいるイメージが強いですが、敵対組織である海軍のなかでは、どのキャラが最強だと思いますか。
海軍屈指の実力者って?

『ONE PIECE(ワンピース)』では、主人公のモンキー・D・ルフィをはじめ、シャンクス、エドワード・ニューゲート(白ひげ)など数多くの強キャラが登場します。一方で、多額の懸賞金がかけられる海賊を取り締まり、世界の治安を守り続けているのが海軍に所属する海兵たちです。
海賊たちは懸賞金などから「強さ」の判断が比較的付きやすいですが、海兵のなかで最も強いのは誰なのでしょうか。
海軍の最強キャラを振り返る場合、まず役職で考えるのが妥当でしょう。海軍の役職は上から元帥(海軍トップ)、大将、中将……の順です。単純に考えると、この役職の上から強い順になっていると考えていいでしょう。しかし、昇進を断っているキャラや、強すぎる「悪魔の実」の能力者など、役職の序列だけでは決められません。
昇進を断って中将の地位で戦い続けている人物といえば、「モンキー・D・ルフィ」の祖父である「モンキー・D・ガープ」があげられます。「海軍の英雄」と呼ばれ、「生きた伝説」として崇められる実力者です。
その功績はかなりのもので、30年前に懸賞金5億ベリーだった海賊「チンジャオ」の頭を武装色の覇気をまとったゲンコツでへこませたり、海賊王「ゴール・D・ロジャー」と渡り合ったほどの海賊である「金獅子のシキ」を捕まえたりと、偉業を成し遂げました。
さらに、ガープの一番の功績といえるのが、元四皇の「エドワード・ニューゲート」(通称:白ひげ)、「シャーロット・リンリン」(通称:ビッグ・マム)、「カイドウ」などの作中屈指の実力者がかつて所属していた「ロックス海賊団」を壊滅させたことでしょう。
ロジャーの宿敵であった「ロックス・D・ジーベック」が船長のロックス海賊団は、上述した白ひげ、カイドウたちを率いており、当時世界最強の海賊団だったといっても過言ではありません。この海賊団をロジャーと共闘し、打ち破ったことからガープは「海軍の英雄」と呼ばれるようになったそうです。
ちなみに、ガープは何度も海軍大将への昇格を打診されていたそうですが、「自由」を求め、断り続けています。階級こそ中将ですが、その実力は大将以上と考えてもいいでしょう。