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ド派手なOPが魅力な『マッハバロン』 後世に与えた影響の数々とは 放送開始50年

マッハバロンが後世に残した影響の数々

「甦るヒーローライブラリー 第34集 スーパーロボット マッハバロン」Blu-ray(ベストフィールド)
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 エンディング曲が先になってしまいましたが、本作でもっとも話題になることがあるのはオープニング曲「マッハバロン」です。

 そのロック調のメロディはインパクト絶大で、作品を知らずに聞いた人が興味をもって『マッハバロン』という作品を知るきっかけとなることもありました。近年では動画サイトの普及から、そこから知る人も増えたそうです。21世紀の現在にも通じる特撮ソング屈指の名曲といえるかもしれません。

 近年にも影響を与えたもののひとつに、マッハバロン最大の必殺技である「マッハコレダー」があります。両目から発射する中性子と1億ボルトの超高圧電流を合成した光線でした。名前でお気付きの方も多くいると思いますが、「○○コレダー」という必殺技の元ネタといえるかもしれません。

 筆者がわかる範囲ですと、「バスターコレダー」(『トップをねらえ!』のガンバスター)、「紅丸コレダー」(「KOFシリーズ」の二階堂紅丸)、「アビゲイルコレダー」(『BASTARD!!』のアビゲイル)などが挙げられるでしょうか。

 前述したように、マッハバロンの巨大ロボとしての魅力は当時から高いものでした。造形物は決まったメーカーだけというわけでなく、各社から販売されています。当時は人気だった合金製のオモチャも高い評判を得ましたが、もっともポピュラーなものといえばプラモデルだったかもしれません。

 とくに「アオシマ」こと「青島文化教材社」から発売された「合体マシン」は大ヒット商品になり、以降にもさまざまな作品がシリーズにラインナップされました。この合体マシン第1号がマッハバロンだったのです。

 このシリーズは比較的安価だったことが、合金製オモチャに勝る点でした。さらに接着剤不要で関節も稼働するといった部分が、他社製品を大きくリードしていたといえるかもしれません。その売り上げも好調で、翌年1975年には関西模型小売商組合連合会から、もっとも売れた商品に贈られる「プロフィット賞」を受賞しています。

 こうして収益的には黒字だったそうですが、TV局側の都合で26話にて最終回を迎えました。一説によると、それ以降の展開も予定されていたそうです。最終回で決着がつかなかったのは、その余波だったのかもしれません。

 もっとも、高い人気があり当時から評判が良かったことで、長年にわたって特撮ファンには印象的な作品として記憶されることになります。完全な余談ですが、一度アニメによるリメイクの話もありました。筆者も企画書を見たことがあります。

 昨今ではアニメや特撮でもリメイク作品をよく目にします。ひょっとしたら『マッハバロン』もいずれそうなるかもしれません。もっとも、個人的には見てみたいような、怖いような複雑な気分です。

(加々美利治)

【画像】確かに「つづき」に思えるかも…前作主役機「レッドバロン」と見比べる!(6枚)

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