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『こち亀』黄金期はいつ?「30巻~60巻が最高」「大阪編から変わった」ファン議論

マグミクスで配信した『こち亀』最終回を解説する記事に反響が。とくに「最も面白かった時期」をめぐり読者の議論が白熱しました

完結後も根強い人気の『こち亀』

アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所 セレクション2 “登場編”』DVD(バンダイナムコフィルムワークス)
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 マグミクスが配信した「『意外と知らない』『こち亀』の最終回 両さんの最後のセリフに『涙が出る』」という記事に多くの反響が寄せられました。読者コメントでは、アニメ版と原作それぞれの最終回の内容に加え、どの時期の『こち亀』が最も面白かったかという議論が白熱しました。

 元となる記事では、アニメ版と原作マンガの異なる最終回について紹介。アニメ版は「さよなら両さん大作戦」という両津のウソが発覚するドタバタ劇で締めくくられ、原作マンガは「こち亀復活キャラベスト10」を発表する番外編的な内容で、単行本版と週刊連載版で異なる結末を用意したという興味深い内容でした。

 読者コメントでは、どの時期が最も面白かったという議論が盛り上がりました。共感を集めていたのは「30巻から60巻ぐらいまで」という意見で、「古参からしたら60巻以前と以降でキャラのワイルドさが変わってきた」などの分析コメントが寄せられていました。

 そのほか「50巻から80巻あたりが一番面白かった」「パソコン・デジタル関連の100巻前後も面白かった」など、それぞれのベスト時期に対する熱い思いが寄せられました。

 一方で、作品の転機についても議論が交わされ、「大阪編から雰囲気が変わった」「麻里愛(マリア)が登場してから、違和感を覚えた」などの意見が集まりました。

 また、床屋や飲食店での読書体験についても多く語られ、「床屋でジャンプあると、真っ先に『こち亀』読んでた」「待ち時間にちょっと読むのに適している」など、日常に溶け込んだ『こち亀』の魅力への言及も目立ちました。

 さらに地元・亀有に住むファンからは「至るところにこち亀メンバーの銅像があるし、こち亀記念館もできる(※2025年3月22日)」という現状報告も。「両さんは、寅さんと並ぶ葛飾区の至宝」と地域における『こち亀』の重要性が強調されていました。

 秋本治先生が生み出した『こち亀』の世界は、連載終了から何年経っても色あせることなく、読者の心に生き続けているようです。

(マグミクス編集部)

【画像】えっ、すっげぇ美人! こちらがグラビアアイドル・原幹恵が演じた『こち亀』麗子の舞台版ビジュアルです(4枚)

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