「こぇえ…」両さんじゃなくてもビビる! 『こち亀』大原部長よりも恐ろしいのは?
いつも大原部長に叱られて、タジタジの両さん。実は部長以上に恐ろしい人物も登場しています。今回は大原部長より恐ろしく、ハチャメチャな登場人物をふたりご紹介します。
両さんには大原部長以上に恐れている人物がいた!

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の大原部長は、破天荒な両さんがふざけるときなどに、厳しく叱りつけてくる人物です。両さんがもっとも恐れているのが大原部長といってもいいでしょう。しかし、数ある登場キャラクターのなかで、両さんが大原部長より「怖い」と思っている人物が存在します。
最初に紹介するのは爆竜鬼虎(ばくりゅう・おにとら)、通称「爆竜大佐」です。アメリカ陸軍大佐として活躍しており、たくさんの傷跡と迫力満点の顔はライオンですら後ずさってしまうほど。登場シーンでは専用ヘリに乗って、ミサイルや銃を撃ってくるなど、何かと危険な行動を連発しています。
爆竜大佐は登場するたびに迷惑行為を繰り返し、両さんの誕生日プレゼントとして空から戦車を落下させて派出所を破壊したこともあります。また、両さんとの勝負事で負けそうになったときには、マシンガンで両さんをタジタジにさせました。一方で、料理が得意で、軍用ナイフでテキパキとケーキを作るなど、ギャップのある人物です。
武道家の磯鷲剣之助(いそわし・けんのすけ)も、両さんが恐れている人物のひとりです。ギャンブルやウソが大嫌いという厳格な性格を持つ人物で、もしこれらのことで剣之助の逆鱗に触れてしまうと苛烈な制裁を与えられます。両さんも剣之助との初対面時、あまりの迫力に震え上がります。そして、自分がギャンブル好きなのを隠して、「ギャンブルをやるやつは虫ケラ以下」とウソをついてしまいます。さらに「越前屋兵助」と偽名で自己紹介してしまい、ウソがバレるととんでもない制裁が待っていることから、怯える日々を過ごすこととなりました。
また、京都旅行では、ついていくのもやっとの厳しい修行を課されるなど、剣之助登場回では珍しく不憫な両さんが見られます。結局、両さんのウソは最後までバレることはありませんでした。読者としてはぜひバレてほしかったところです。
(LUIS FIELD)