「ヒンメルVSアウラ」についていけないフリーレン様 やはり物理(攻撃)はダメなのか
『葬送のフリーレン』公式X(旧:Twitter)アカウントから、「暴投のフリーレン」が投稿されました。見るも無残な数字の前に、おなじみのショボショボ顔を披露しています。
お気持ちお察しいたします

『葬送のフリーレン』公式X(旧:Twitter)アカウントでは、「◯◯のフリーレン」として、「葬送(そうそう)」にかけたダジャレが日々投稿されています。2025年3月24日に投稿されたのは「暴投(ぼうとう)のフリーレン」です。
添えられた画像は、おなじみショボショボ顔の「フリーレン」の背後に、ボウリングのスコア表が見えています。プレイヤーはフリーレン、「アウラ」、「ヒンメル」の順で名前が並び、ちょうどフリーレンが3フレーム目の投球を終えたところです。
フリーレンがそのようにショボショボ顔になっているのは、そのスコアが物語っているといえるでしょう。1フレーム目から順に、「G -」「5 -」「G -」という無残なものです。
このスコアが意味するところを少し解説すると、Gはガター、つまりレーンの横の溝にボールが落ちたことを意味します。ピンが10本すべて立っている場合、通常、ボールがレーン上をキープしたまま1本もピンを倒せないことはありえないので、「G -」とあるのは2投とも溝に落ちたことを意味します。2フレーム目は「5 -」とあり、2投目がレーン上をキープできた可能性もあるので、少なくとも6投中4投が溝に落ちたと読み取れます。本人が物理(攻撃)は苦手というだけあり、「暴投のフリーレン」に偽りはないといえるでしょう。
そのように勝負にならない主人公フリーレン様はさておき、その裏で繰り広げられているアウラとヒンメルの戦いは、そのスコアに実に興味深い意味が見てとれます。ふたりとも2フレーム目まで投球を終えており、アウラは「9 -」「1 8」、ヒンメルは「7 2」「×」で、ヒンメルの2フレーム目はストライクを意味し、すなわち1投で10ピンすべて倒していました。
このスコアを見る限り、最初こそ「カマしていた」アウラだったものの、スペア(残ったピンをすべて倒すこと)が取れませんでした。焦ったのか2フレームの1投目はわずか1ピンと失投、そのあと8ピンを倒し実力はあることを示しているものの、やはりスペアはとれていません。分かりやすい「詰めの甘さ」です。
一方のヒンメルは、出足がやや遅れるも、2フレーム目のストライクにきっちりと修正してきたことをうかがわせます。さすができる男ですね。
投稿を見たファンからは多数の反響が寄せられており、なかでも「溝にボールが落ちない魔法(を探せ)」「ノーコンのフリーレン」のふたつ(およびそれに類似するもの)が数多く見られました。
(マグミクス編集部)