50周年「タイムボカンシリーズ」7作品をおさらい 目的は何? 誰が出てた?
悪玉がロボット内で攻撃のスイッチを押して装置が始動するまで、小メカが続けて3体ほど登場してギャグを飛ばすこともあり、「早く攻撃せえ」とツッコんだ人は多いでしょう。タイムボカンシリーズで放ったギャグは1000種以上とも言われています。
伝説のギャグと名言を多数生んだシリーズ

1975年にスタートしたTVアニメ『タイムボカン』(フジテレビ系)を皮切りに、昭和時代に次々とヒットを飛ばした「タイムボカンシリーズ」は今年2025年で50周年を迎えます。あの時代、土曜日18時台といえば「タイムボカンシリーズ」でした。
シリーズの基本フォーマットは、正義の味方と悪のトリオがタイムトラベルしたその先々で戦闘を繰り広げる、勧善懲悪のSFギャグアニメでした。人気のツボは、正義側がいかに勝つかより、悪側がどんなふうにドジな負け方をするかでした。アニメでこんなに好き勝手遊んだ作品やシリーズは、ほかになかったのではないかと思います。
そんな「タイムボカンシリーズ」は、主に昭和時代に放送された7作品とされていますが、子供の頃はよく見ていたけど、内容が似ているところもあって、記憶が曖昧なところも多いのではないでしょうか。
例えば、
「ムージョが出る作品は?」
「『ゼンダマン』が探していたものは?」
「『タイムボカン』のバッタ型ロボットの正式名称は?」
といった質問に、すぐ答えが思い浮かぶでしょうか?
ということで本記事では、シリーズ7作品の内容と印象に残ったところをおさらいします。
(1)『タイムボカン』(1975年10月~76年12月、全61話)
丹平と淳子が「タイムボカン」に乗り、どこかの時空へ消えた木江田博士と、最高級の宝石「ダイナモンド」を探す旅に出ます。その「ダイナモンド」を横取りしようと追いかけるのが悪の3人組(マージョ、グロッキー、ワルサー)です。
「タイムボカン」とはタイムマシンメカ群の総称で、カブトムシ型の「タイムメカブトン」、バッタ型の「タイムドタバッタン」、クワガタ型の「タイムクワガッタン」の3体があります。
(2)『ヤッターマン』(1977年1月~79年1月、全108話)
悪の「ドロンボー」(ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラー)が、泥棒の神様を自称する「ドクロベエ」から、地球に散らばった大金塊のありかを記した「ドクロストーン」の破片3個(1個はドクロべエが所持)を集めれば分け前を与えると提案され、それに従うことに。
その悪だくみを知った、おもちゃ屋の息子「ガンちゃん」とガールフレンドの「アイちゃん」が『ヤッターマン』に変身して戦います。
同作品はギャグの宝庫でした。ワードだけ列挙すると……「ポチッとな」「豚もおだてりゃ木に登る」「スカポンタン」「おしおきだべぇー」「説明しよう!」「チンチロリンのどっちらけ」「全国の女子高校生のみなさん」「今週のビックリドッキリメカ発進」など。
最終回では、ドクロベエは45億年前に地球外からやってきた異星人で、ドクロストーンの破片がそろったことで、ドクロ惑星XYZ星へ帰って行きました。
(3)『ゼンダマン』(1979年2月~80年1月、全52話)
善意の「ゼンダマン」鉄ちゃん、さくらちゃんと、悪の「アクダマン」(ムージョ、トボッケー、トンジュロー)が、タイムトラベルでたどり着く過去の世界を舞台に、不老長寿の秘薬「命のもと」の争奪戦を繰り広げます。
『タイムボカン』のタイムトラベルを復活させ、『ヤッターマン』のおふざけ要素を盛り込んだ作品。攻撃に失敗すると「もうチョト~」などと叫ぶ宇宙人型メカ「オシイ星人」は、演出スタッフの「押井守」さんがモデルです。





