今こそリメイク望む声多い懐かしアニメは?「ちゃんと完結して」「作画直してほしい所が」
最近は新作アニメのほか、『ハイスクール!奇面組』や『うる星やつら』『らんま1/2』など、往年の人気作をリメイクする動きも目立ってきました。ただし、すべての懐かしい作品がリメイクされているわけではなく、いまもなお再アニメ化を待ち望まれているタイトルは少なくありません。
今こそリメイクされるべき!

近年は新作アニメだけでなく、過去に放送された人気作品のリメイク企画も相次いでいます。当時人気を博したあの作品やこの作品が現代の映像技術で再び映像化されたらどうなるのかと、期待を寄せる声は少なくありません。また、まだ特に何の発表もないものの、いまこそ再アニメ化してほしいと望まれている作品も数多くあります。
1992年から95年まで放送されたアニメ『幽☆遊☆白書』は、冨樫義博さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していたマンガが原作です。一度事故死した不良少年の「浦飯幽助」が霊界探偵として戦いに身を投じていく物語で、能力バトルの面白さに加え、キャラクター同士の掛け合いや成長描写も高い支持を集めました。
原作は冨樫さんの体調不良もあり、終盤の「魔界トーナメント編」は展開が短縮され、試合描写の省略や急ぎ足の結末になっています。一方でアニメ版は魔界編の空気感や幽助の戦いを補強し、特にメインヒロインの「雪村螢子」との再会を丁寧に描くことで、青春物語としての締めくくりをより強めた構成となりました。
当時は原作が連載中のアニメ化だったため改変やアニオリ描写も多く入っていましたが、完結済みの現在だからこそ、全編を最新作画と構成で再構築してほしいという声は根強くあります。
Netflixでのドラマ化も成功を収めたいま、もしリメイクが実現すれば往年のファンだけでなく新規層にも届く作品になる可能性は高そうです。
また、1997年から1年放送されたアニメ『烈火の炎』(原作:安西信行)も、再アニメ化を望む声が多くあがっていました。本作は、生まれつき治癒能力を持つヒロイン「佐古下柳」を巡り、炎の能力を操る少年「花菱烈火」たちが強敵と戦っていく物語が描かれています。
こちらも原作連載中にアニメが制作されたこともあり、中盤の「裏武闘殺陣編」までの内容が放送されました。原作から改変されている部分も多く、コミカルなギャグシーンのカットや最終回が駆け足気味で終了するなど、原作完結後の現在でも評価はやや厳しめです。
ファンのあいだでは、完結したストーリーをベースにした再アニメ化を望む声がいまも多く出ています。「裏武闘殺陣編」以降の物語はもちろん、迫力ある能力バトルやアクションを現代の最新技術で観たいという意見も多く、もし実現すれば大きな注目を集める作品になりそうです。
ネット上では「作画がところどころ不安定だったので、いまならどうなるのか観てみたい」「原作の終盤の作画が神だっただけに悔いが残る」といった声もあがっており、作画のクオリティーの向上を期待してリメイクを望むファンもいるようです。
そのほか、1990年~91年にNHKにて放送されたアニメ『ふしぎの海のナディア』も、再アニメ化を期待されています。本作は、後に「エヴァンゲリオン」シリーズを手がける庵野秀明さんが総監督を務めた、冒険SFアニメです。発明好きの少年「ジャン」が謎の少女「ナディア」と出会い、仲間たちとの旅を通してナディアの出生の秘密が明らかになっていく、壮大な冒険譚が描かれています。
本作は、ジュール・ヴェルヌのSF小説を原作にした世界観や、高水準の作画、重厚なドラマ性が高く評価されてきました。一方で、第23話から第31話の「島編」、さらに続く「アフリカ編」と呼ばれる中盤エピソードは、物語の核心が大きく進まない構成や作画のばらつきなどから、賛否が分かれたポイントとして知られています。
ファンからは「ブルーノア編の作画崩壊を修正してほしい」「リメイクしたら相当面白いと思う」といった声があがっています。またSF設定やメカ描写、キャラクターの心理描写を現代の技術で再構築したリメイクを望むファンも根強いようです。
2026年4月からNHK BSにて4Kリマスター版の放送が決定しており、この流れで再映像化が実現すれば、再び大きな話題を呼ぶでしょう。
(LUIS FIELD)
