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「剃っても美人で衝撃」「実はキャラのモデル」強烈人物を再現した女優たち

人気マンガには映像化が難しいといわれるほど、一癖も二癖もあるキャラが登場することがあります。なかには、そのような難しい役を振り切った演技で見事に再現して、ファンから絶賛された俳優もいました。

クセが強いヒロインは変顔だらけ?

「桐谷美玲カレンダー2018.04-2019.03」のショット(東京ニュース通信社)
「桐谷美玲カレンダー2018.04-2019.03」のショット(東京ニュース通信社)

 マンガでは読者に印象付けるため、かなり個性的なキャラが登場することも少なくありません。とりわけクセの強いキャラは、作品の実写化において演じるのが難しい役どころですが、原作ファンも納得するほどの完成度で演じきった俳優もいました。

 ドラマや実写映画が制作された『のだめカンタービレ』(原作:二ノ宮知子)は、音楽大学を舞台に、世界的指揮者を目指す「千秋真一(演:玉木宏)」や、落ちこぼれながらも天才的なピアノの才能を持つ「野田恵(通称:のだめ)」らの成長と恋愛模様を描いた作品です。主演の上野樹里さんは、主人公にして屈指の変人キャラである「のだめ」を見事に体現しました。

 のだめは不潔でズボラな性格をしているうえ、「ぎゃぼ」といった奇声を発し、千秋から「変態」と称されるキャラです。白目をむいたり、千秋に飛びついて噛み付いたりと数々の奇行を繰り返す難しい役どころでした。

 しかし、上野さんは自然な演技で奇声はもちろん、白目を剥く変顔までのだめを忠実に再現しています。本人にとっても奇声を発する役は初挑戦だったそうですが、その完成度の高さから、長年「のだめは上野さんしかいないと思ってるくらいハマり役」「野田恵という映像化の難易度が高いキャラを完璧に憑依させている」と評価されてきました。

 また、2015年に公開された映画『ヒロイン失格』(原作:幸田もも子)では、主人公「松崎はとり」を演じた桐谷美玲さんが思わぬ姿を見せています。本作は、彼女ができた幼なじみ「寺坂利太(演:山崎賢人)」を振り向かせようとするはとりが、学校一のモテ男「弘光廣祐(演:坂口健太郎)」に迫られ、ふたりの間で揺れ動く物語です。

 はとりは変顔が豊富な一癖あるキャラですが、幸田先生は過去に「このマンガがすごい!WEB」のインタビューで、作品を描きはじめた頃からイメージビジュアルは桐谷さんだったと明かしています。一方、桐谷さんも原作のファンだったようで、役が決まる以前からいつかはとりを演じられたらと、変顔の練習までしていたそうです。

 そんな桐谷さんの本作への熱意は演技にも現れており、作中では思い切った変顔のほか、3時間かけた特殊メイクでスキンヘッド姿まで披露しています。この桐谷さんの姿には多くの観客が衝撃を受けつつも、坊主姿でも変わらない美しさに驚きや賞賛の声があがりました。

 ほかに、明治の北海道を舞台に隠された金塊の争奪戦を描いた『ゴールデンカムイ』(作:野田サトル)の実写版シリーズでも、山田杏奈さんが個性的なヒロイン「アシリパ」を演じています。本作は2024年に公開された映画を皮切りに、同年にWOWOWでドラマが放送され、放送終了後に続編映画の製作決定が発表されました。

 アシリパは主人公「杉元佐一(演:山崎賢人)」の相棒で、聡明ながら頻繁(ひんぱん)に変顔も見せるアイヌの少女です。作中では10代前半と思われるキャラであるため、童顔とはいえ実年齢で一回り上の山田さんが演じることに、当初は戸惑いの声もありました。

 しかし、いざ映画が公開されると年齢差を感じさせない再現度を見せたほか、アシリパ特有の変顔も披露しており、ファンから高く評価する声があがっています。山田さんは台本に変顔の指示がなくても、原作のアシリパの表情を思い出して見逃さないよう工夫していたそうで、白目をむく顔は自撮りで研究していたそうです。その努力の積み重ねが、原作ファンも納得するアシリパ像を作り上げたのでしょう。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」
※アシリパの「リ」は小文字

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「スキンヘッドに?」「それでも激美人」こちらが桐谷美玲さんのとんでもない姿が観られる映画です

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