孫がいる歳でも忘れられない、70年代ヒーローの「退場エンド」 自己犠牲が美徳だった時代の影響?
マグミクスが配信した「1970年代ヒーローの退場エンド」に関する記事について、数多くの反響が寄せられています。特に、1960~70年代の特撮ヒーロー作品の「別れ」や「特攻エンド」について、当時子どもだった読者たちの感動と思い出を語る声が多くあがっています。
「子供ながらに号泣した」当時の視聴体験が鮮明に残る

マグミクスは先日、「1970年代ヒーローの「退場エンド」には時代の影響も? 多様化した現代の「結末」に思うこと」という記事を配信しました。1970年代のヒーロー作品に多く見られた「最終回でヒーローが去っていく」「自己犠牲によってラスボスとともに散る」といった結末について、多くの読者から「いまでも記憶に鮮明に残っている」との声が寄せられました。
記事では、『ジャイアントロボ』『快傑ライオン丸』『宇宙鉄人キョーダイン』『大鉄人17』など「退場エンド」で完結した作品は、戦時中の体験が身近だった当時の制作者の影響を受けていた可能性を考察しています。
なかでも『ジャイアントロボ』の最終回については、「敵のボスを抱き抱えるように空に飛び立ち、そのまま宇宙空間で敵もろとも大爆発を起こす」シーンについて、「子供ながらに号泣した」「大作少年のいる地球を守るために犠牲になろうとするロボに深い感動を覚えた」という声が見られました。
また、「自分も孫がいる歳になったが、今でもTVの前で流した涙ははっきりと覚えている」という声もあり、当時の感動を鮮明に覚えている人が多いようです。
「特攻エンド」が多かった理由に深い考察も
記事で触れていた「戦時中の影響」については、読者からもさまざまな意見がありました。「戦前の日本では個人より集団を重視していた」「自分を犠牲にしても集団のために尽くすのが最高の美徳とされていた」という歴史的背景を指摘する声があがっています。
また、「当時は冷戦まっただなかだった」「70年代に入ると安保闘争や公害問題などで世の中に焦燥感が出てきて、ドラマにアンハッピーエンドやバッドエンドが増えてきた印象がある」など、当時の社会情勢が背景にあるとする意見も見られました。
「退場エンド」作品については、記事で紹介された作品以外にも、『サンダーマスク』『魔神バンダー』などさまざまな作品が読者から挙げられました。特に多くの共感を集めたのは、『仮面ライダーV3』に登場した「ライダーマン」こと結城丈二です。悪の組織の科学者でありながらV3と対立対決していたが、人類を救うために自らを犠牲となったライダーマンは、「紛れもないヒーロー」として多くの読者の心に残っているようです。
(マグミクス編集部)


