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実写『秒速5センチメートル』初日から絶賛続出! 「ありえんくらい良い」「久々に完璧な実写映画を見た」「すっぴんで大正解」

ついに公開された実写版『秒速5センチメートル』に絶賛があいついでいます。

「いい意味で別物」の意見も

映画『秒速5センチメートル』場面カット
映画『秒速5センチメートル』場面カット

 新海誠監督の名作アニメ映画『秒速5センチメートル』の実写版映画が、ついに2025年10月10日(金)に公開されました。全国300以上のスクリーンで大規模公開となり、さっそく早朝から鑑賞した観客の感想も出始めています。

 本作は2007年公開の63分の劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を、オリジナルの展開、登場人物も加えて121分に膨らませた実写版です。2024年公開のオムニバス映画『アット・ザ・ベンチ』で注目を集めた映像監督、写真家の奥山由之さんがメガホンを取り、『愛に乱暴』の鈴木史子さんが脚本を手がけました。

 公開前から大きな話題を集めていた実写化映画には、どんな感想が集まっているのでしょうか。

※以下、公式から発表されているあらすじは掲載しますが、ネタバレにつながる感想以外を紹介します。

・実写『秒速5センチメートル』いーや良すぎる泣いためっちゃ良かった。ありえんくらい良すぎる

・なんか久々に完璧な実写映画を見た気がする。余計なことをせず、元から素晴らしい原作をより伝えるにはどうればいいかを考えられてた

・アニメ版は子供時代中心でしたが実写版は大人時代がメインでした。自分はアニメ版よりよかったですがアニメ版観てからのほうがいいかも。男は前を向き出すのが遅い生き物ってのがよく分かる映画です。

・普通に鼻水と涙でぐっちゃぐちゃです……。すっぴんで行って大正解❕

・ネタバレになるからなんも言わんが、森七菜(澄田花苗役)の演技が素晴らしすぎた。

・映像ひとつひとつがどれも美しい。奥山さんが撮ってるのに新海さんが描いた画のような、そんな不思議な感覚。貴樹は「やっと進めた」のか、それとも「進んでいたことに気付いた」のか

・原作アニメも見たんだけど、いい意味で別物。だけど風景は元のアニメを思わせるところがすばらしく美しく再現されていたりして、原作ファンも満足だと思います。

・映像と俳優さんのナチュラルな演技で自分もその場で経験してきたみたいだった。

・アニメ版好きだったから、不安だったけど、役者さんみんなピッタリ。子役に泣かされる。

・ただの恋愛映画ではなく、過去に想いがある過去ではない今を生きてる方におすすめです。

 
 実写版『秒速5センチメートル』は、ストーリーは大幅にオリジナル要素が付け足されたり、場面の順番が前後していますが、おおむね好評を得ているようです。原作を知っている観客からは改変はありつつも余計なことはしていない、映像の再現度などが称賛されています。

 また、どこで流れるのは伏せますが、『秒速5センチメートル』を象徴するような山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」も、非常に効果的な場面で劇中歌として流れていたことも絶賛されています。

【ストーリー】

 1991年、春。

 東京の小学校で出会った貴樹と明里は、互いの孤独にそっと手を差し伸べるようにして、少しずつ心を通わせていった。

 しかし、卒業と同時に、明里は引っ越してしまう。離れてからも、文通を重ねる二人。相手の言葉に触れるたび、たしかにつながっていると感じられた。

 中学一年の冬。吹雪の夜、栃木・岩舟で再会を果たした二人は、雪の中に立つ一本の桜の木の下で、最後の約束を交わす。

「2009年3月26日、またここで会おう」

 時は流れ、2008年。東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。
30歳を前にして、自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。
そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、約束の日の予感。

 明里もまた、あの頃の想い出と共に、静かに日常を生きていた。

 18年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。交わらなかった運命の先に、二人を隔てる距離と時間に、今も静かに漂うあの時の言葉。

――いつか、どこかで、あの人に届くことを願うように。

 大切な人との巡り合わせを描いた、淡く、静かな、約束の物語。

【作品概要】

●タイトル:『秒速5センチメートル』

●原作:新海誠 劇場アニメーション『秒速5センチメートル』

●監督:奥山由之

●脚本:鈴木史子

●音楽:江﨑文武

●主題歌:米津玄師「1991」

●劇中歌:山崎まさよし「One more time, One more chance ~劇場用実写映画『秒速5センチメートル』Remaster~」

●出演:松村北斗、高畑充希、森七菜、青木柚、木竜麻生、上田悠斗、白山乃愛、岡部たかし、中田青渚、田村健太郎、戸塚純貴、蓮見翔、又吉直樹、堀内敬子、佐藤緋美、白本彩奈、宮﨑あおい 、吉岡秀隆

(C)2025「秒速5センチメートル」製作委員会

(マグミクス編集部)

【画像】え、実写のはずなのに「新海誠の映像やんけ」「キレイすぎ」 コチラが実写『秒速5センチメートル』の「桜」「コスモナウト」「岩舟駅」の場面です

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