『デビルマン』の「本当の最終話」といわれる作品って? 牧村美樹の“変わり果てた姿”が強烈だった
永井豪先生のマンガを原作としたアニメ『デビルマン』のふたつの最終回について記事化したところ、「『デビルマン』の本当の最終回は『バイオレンスジャック』だ」という意見が多く寄せられました。いったいどんなストーリーだったのでしょうか?
最終章では衝撃展開が繰り広げられ?

マグミクスが配信した「『デビルマン』2つの最終回が刻んだ衝撃 ハッピーエンドの後にあった”地獄の展開”」という記事に、多くの読者から反響が寄せられました。
記事中では永井豪先生の代表作『デビルマン』のアニメ版には、最終回がふたつ存在したことに触れました。本来38話で終わるはずでしたが、プロ野球中継の影響で話数が追加されたのです。なかでも最終39話は、「デビルマン」が「不動明」であることを知った「牧村美樹」が明に変わらぬ信頼を示すという、原作とは異なる爽やかな展開で放送を終えました。
これについて、「『デビルマン』の本当の最後は『バイオレンスジャック』だ」という意見が多く寄せられたのです。
『バイオレンスジャック』は、大地震によって荒廃した関東地方を舞台にした作品です。秩序が崩壊し、暴力が支配する世界で、「スラムキング」と呼ばれる支配者が人びとを恐怖に陥れていました。そこに現れた謎の大男「バイオレンスジャック」が、悪の軍団と戦うのです。
この作品は、『マジンガーZ』や『キューティーハニー』など永井豪の過去作キャラクターが次々と登場する点でも話題になりました。なかでも『デビルマン』の人気キャラクター「牧村美樹」と「飛鳥了」が手足を切断された状態で登場するシーンは、読者に強烈なインパクトを与えています。
『デビルマン』との関係性で最も注目されたのは、『バイオレンスジャック』の最終章で明かされる衝撃の真実です。最終章で、スラムキングの正体が「飛鳥了(サタン)」であり、主人公バイオレンスジャックの正体が「不動明(デビルマン)」であることが明かされたのです。
「『バイオレンスジャック』は始めからそういう構想だったのか、後付けの思いつきだったのか」と疑問を呈する読者もいますが、「冒頭で人犬にされた了と美樹……その後に関東地方を無法の荒野にした大地震。単なる狂気の世界ではなくこれらすべてに意味があり、すべて最後の謎解きの伏線だった」と、永井豪先生の構想力を称える声が多く見られました。
マンガ版『デビルマン』から『バイオレンスジャック』への展開は、現在も多くの読者の心に残る物語として語り継がれています。あるコメントは「永井豪先生のスゴイところは『デビルマン』から『バイオレンスジャック』への流れを最初から考えていたわけではなくてキャラクターの動きに任せて描いていったら自然につながって納得させられる所」と評価しています。
永井豪先生の常識を超えた構想力と、2作品を繋ぐ壮大な物語の深さこそが、読者の間で熱い議論を呼ぶ最大の理由といえるでしょう。
(マグミクス編集部)
