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「食べる前から楽しい主食」? 群馬の農園発 農機具で武装した「キャラ米」の正体!

群馬県の「木菜米ルと野菜と米…ファーム」が展開する「武装米」の二次受注が12月14日より開始されました。イラストレーターのしずまよしのり氏とアニメ監督の信田ユウ氏が参加する、農業とキャラクターコンテンツの融合プロジェクトです。

「武装」した「農園むすめ」がパッケージ

「武装米-2025-」パッケージ (C)木菜米ルと野菜と米…ファーム パッケージデザイン制作:(C)株式会社アサヒパック
「武装米-2025-」パッケージ (C)木菜米ルと野菜と米…ファーム パッケージデザイン制作:(C)株式会社アサヒパック

 群馬県邑楽郡で農業を営む「木菜米ルと野菜と米…ファーム」が、プレミアム米ブランド「武装米」の二次受注を2025年12月14日より開始すると発表しました。

「武装米」は、同農園の展開する「農園むすめ」キャラクター「木菜米ル(きなめる)」が農機具をモチーフに「武装」した姿でパッケージに描かれたお米の商品名/ブランド名です(品種名ではありません)。パッケージデザインは、『艦隊これくしょん-艦これ-』や『刀使ノ巫女』などで知られるイラストレーターのしずまよしのり氏が手がけました。実際に農園を訪れて取材を行い、コンバイン型の鞘や品種名を冠した刀など、細部まで作り込んだ描き下ろしイラストといいます。

●アニメ監督も農作業に参加

 2025年からは、『ハイスクール・フリート』『くまクマ熊ベアー』などのアニメ作品で監督を務める信田ユウ氏がコンテンツアドバイザーとして参加、実際に農作業も体験しながら、「武装米」というコンテンツ全体の考え方を整えているといいます。

 農業とアニメ文化を融合させたこのプロジェクトは、「食べる前から楽しい主食」というコンセプトのもと、購入者限定コミュニティやグッズ展開など、「食べる前/食べながら/食べた後」まで楽しめる体験を目指しているそうです。

●お米は有機栽培

「武装米」のお米は、農薬や化学肥料不使用の有機栽培といいます。魚系や貝殻などの有機資材のみを使用した土づくりに始まり、雑草は機械と手作業で除去し、収穫適期を見極めて稲刈りを実施しているとのこと。

 品種は、冷めてもおいしいという「にじのきらめき」と、コシヒカリの約1.5倍の大粒で力強い粘りが特徴の希少品種「いのちの壱」の2種類です。それぞれの個性を生かしつつ、毎日の食卓で重くならない「気持ちのいい一膳」を目指しているといいます。白米、分づき、玄米から選択可能で、体に負担の少ないやさしさと安定した美味しさを追求しているそうです。

●グッズ展開も

「武装米」は5kg入りで7480円(税込、送料別)です。このほか、農園むすめ「木菜米ル」のクリアファイル、アクリルスタンド、米袋風アクリルキーホルダーなどのグッズも展開しており、お米とのセット商品もラインナップしています。

 同農園では今後、「武装米」を皮切りに「農園野菜&お米×コンテンツ(IP)」の取り組みを広げていく方針で、季節ロットやイベント連動のほか、食卓提案を深める企画も準備中といいます。一次産品とキャラクターIPを融合させた新しい農業のかたちとして、今後に注目でしょう。

「武装米」二次受注は2025年12月14日開始予定、詳細は木菜米ルと野菜と米…ファーム公式サイトを確認ください。

(マグミクス編集部)

【画像6枚】こちら農園むすめ「木菜米ル」公式プロフィールやグッズ、お米作りの様子などです

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