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「動くガンダム」公開の今こそ堪能したい『ギレンの野望』。[if]の世界観が広がるゲーム

作品本編ではありえない

『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記 攻略指令書』(バンダイ)。ジオン独立戦争記』をより一層楽しむための映像とセーブデータ集を収録している
『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記 攻略指令書』(バンダイ)。ジオン独立戦争記』をより一層楽しむための映像とセーブデータ集を収録している

 その『ジオン独立戦争記』の特徴のひとつに挙げられるのが、フル3DCGによる戦闘シーンです。これは公開目前の“動く実物大ガンダム”への期待を抱かせるもので、ガンダム世界のなかでの戦闘シーンが(ヤラれた時の棒立ち感はともかくとして)リアルに再現されています。“生産コマンド”で量産したモデルスーツの戦闘はかなりアツイです。

 もちろん、歴史のif的な展開が多く散りばめられているので、ファースト・ガンダムのみならず、OVAの『ポケットの中の戦争』や『第08MS小隊』などのキャラクターとTVシリーズのキャラクターを同じ軍団に所属させることが可能ですし、TV版のストーリーに沿った展開をあえて避ければ、ガルマ・ザビやランバ・ラルが死ぬことなく物語が進められます。

 ただ、そうした場合(ジオンでプレイした場合)、連邦がメチャクチャ強くなる傾向にあるようです。後半戦で“連邦の白いヤツ”が複数台出現した時、「おいおいガンダムがこんなにいるのおかしくねぇか」という絶望感にさいなまれます。

 また、ジオン編、地球連邦編を両方クリアするとオリジナルモードが出現するのですが、そのストーリーもまた膨大です。ちなみにこのモードでは登場キャラクター144人分のエンディングが存在するそうです。

『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』のように、歴史の“if”を楽しめるガンダムの世界観……「ギレンの野望」をやり込みすぎるあまり、気がつけば公開が終わっていた……というオチになってしまいかねないほど、今なお魅力が衰えない中毒性のあるゲームだと思います。

(渡辺まこと)

【画像】ギレン総帥の魅力を堪能できる作品たち。(6枚)

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