『大運動会 ReSTART!』監督・スタッフが語る!300人が集まったキャスティングの舞台裏
旧作のイメージを踏襲しつつ、一新したキャスティング

──キャストを選ぶにあたって、神崎あかりを中心とした前作のキャラクターの雰囲気に近付けたものにしよう……などといった意識はされましたか?
佐々木 意識はしました。ただ、今回はあくまで新作で、完全リメイクという形ではないわけですから、イメージを踏襲しつつも新しくする部分は新しくするという方向性でキャスティングを行いました。
たかだ 「主人公の明星(あけほし)かなたは、明るめの声の方で」というのは、当初からの方向性としてありましたので、諸星すみれさんは本当にピッタリだと思います。
佐々木 かなたが諸星すみれさんで、その相棒であるシェリイ・ウォンが富田美憂さんになったということで、ネットでは発表された途端に『アイカツ!』コンビだと話題になったようですね(笑)。あれは意識したわけでなく、本当に偶然なんです。今回の作品で最高のコンビとして演じていただける方はどなたか、スタッフ一同で相談した結果、たまたまそうなったという流れです。
香椎 他のみなさんも含め、素晴らしい方が揃っていますよね。まだお若いのに、ぼくも見習わなければと感じ入るほどプロフェッショナルな方々だと思います。
──難民出身のヤナ・クリストファというキャラクターの声優に早見沙織さんを起用されたのには、どのような理由があったのでしょうか?
たかだ 物語の途中で、ヤナの前にある人物が現れます。ヤナとその人物のやり取りには、シナリオを正確に読むだけでなく、書かれているセリフの字面以上の意味を声で表現できる力が必要ではないかと。その点で最高の力量を備えた方として名前が挙がったのが、早見さんでした。
香椎 ヤナの前に現れる人物のキャストさんも、素晴らしい演技を見せてくれています。ふたりの緊張感みなぎる掛け合い芝居には、ぜひ注目してほしいですね。
佐々木 声優さんについては、オーディションで選ばれたからどうだ、選ばれなかったからこうだ、役柄や演技がそうだという話以前に、シリーズを通して役を演じ切るのがまず大変なことだと思うんです。その点、今回の作品では、パリア・レスピーギを演じた新人の南條ひかるさんを含め、全員が最後まで全力で演じ切ってくれています。監督としては、本当にありがたいことですよね。
(取材/構成:おふとん犬)
※『バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!』は、2021年4月10日(土)深夜1時30分~テレビ朝日系列全国24局ネットで放送開始予定。引き続き、同作について3人の対談インタビューをお届けします。
●佐々木勅嘉
さまざまな作品を手がける監督、アニメーター。近年はアニメーションスタジオ・セブンの作品が多い。『おじさんとマシュマロ』『おくさまが生徒会長!+!』『京都寺町三条ホームズ』『女子かう生』『ノブナガ先生の幼な妻』「トライナイツ』の監督・演出・絵コンテを務める。『バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!』では監督・演出・絵コンテを担当。
●たかだ誠
株式会社アニメーションスタジオ・セブン所属の文芸・脚本家。『おくさまが生徒会長!』『トライナイツ』等のシリーズ構成、脚本を手がける。「おくさま劇場」「TERA劇場」等のミニコーナーのセリフも作成。『バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!』では文芸、各話シナリオを担当。
●香椎 葉平(かしい ようへい)
アニメやゲームの企画・原案・宣伝・文芸などを広く行う。「香椎葉平」はペンネームのひとつ。同一名義での活動には、テレビアニメ『ピーター・グリルと賢者の時間』の宣伝や、Web不定期連載「映画ファンにすすめるアニメ映画」など。
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※インタビュー後編「『大運動会 ReSTART!』スタッフが語る、伝説といわれた前作から「受け継ぐもの」とは?」はこちら














