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『こち亀』中川の愛車遍歴と大原部長の貴重名車。もし現在も連載が続いていたら…?

国民的マンガ『こちら亀有公園前派出所』は、読むと時代が見えて来る時事ネタの宝庫でもありました。「クルマ」もそのひとつで、実際に販売されている話題のクルマがたびたび登場しています。たくさんの高級車を所有する御曹司の中川ですが、その愛車遍歴と世相の相関性は? そして、大原部長の愛車からも時代の流れが見えてくる……?

値上がり必至? 両津が飛びつきそうな希少車たち

おしゃれなオープンカーに乗る両津が描かれる、『こちら亀有公園前派出所』23巻(集英社)
おしゃれなオープンカーに乗る両津が描かれる、『こちら亀有公園前派出所』23巻(集英社)

 国民的マンガ『こちら亀有公園前派出所』の主役・両津勘吉は、これまで“金銭欲”を原動力にさまざまな儲け話に飛びついてきました。もし今も連載が続いていたら、自動車業界に目をつけていたに違いありません。

 先日の「中国・上海モーターショー」でも、トヨタの「bZ4X」はじめ、各メーカーがこぞって新型EV車を発表していましたが、まさに大変革にある自動車業界。こうした潮流を受け、今のうちに内燃機エンジン車を手に入れておこうと考える人も多いようで、例えば「スバルWRX STI TYPE RA-R」「三菱ランサーエボリューションXファイナルエディション」「日産GT-R」など、一部の希少車はプレミアム価格になっています。

 なかには数百万単位で高騰しているクルマもあるそうです。こんな情報を両津勘吉がキャッチしたら、あらゆる手段を使って希少車をかき集め、悪知恵を総動員して1円でも高く売るため奮闘しまくることでしょう(最後は大損して終わるはずですが)。

 それにしても、クルマの価値や人気というのは驚くほど様変わりするものです。所有する愛車が約5000台とされる中川圭一は、当初、ランボルギーニを愛車にしていましたが、その後、フェラーリ派に転身。伝説の名車として広く知られる「F40」も登場します。

 ちなみに、昭和50年代に起きた「スーパーカーブーム」では、「ランボルギーニ カウンタック」が大人気。中でも黒のボディーカラーに白のラインが入ったLP500は、赤いボディのLP400より一段上の扱いでした。しかし、バブル期には高級スポーツカーの頂点の座をすっかりフェラーリに奪われる……という世相の変化も、中川の愛車遍歴に反映されているようです。

【画像】『こち亀』中川が乗り継いだクルマと、大原部長の超プレミア車(7枚)

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