『ワールドトリガー』空閑遊真役・村中知さん語る、3rdシーズンは「チームの変化」がカギに?
2021年10月9日より、アニメ『ワールドトリガー』の3rdシーズンがスタートします。主人公のひとりである近界民(ネイバー)の少年・空閑遊真役を演じる村中知さんに、本作の魅力や見どころを話してもらいました。
村中知さんから見た『ワールドトリガー』の魅力

TVアニメ『ワールドトリガー』の3rdシーズンが、2021年10月9日(土)深夜1時30分より放送されます。本作は、異世界からの侵略者「近界民(ネイバー)」と、防衛機関「ボーダー」との戦いを描いた物語。ボーダーの一員であった三雲修が、偶然出会ったネイバーの空閑遊真、幼馴染の雨取千佳とともに「三雲隊」を結成し、ボーダー内のランク戦に奮闘していきます。
3rdシーズンでは、「三雲隊」にネイバーの実力者・ヒュースが加入。ランク戦でB級上位の部隊と戦いを繰り広げます。空閑遊真役を演じる村中知さんに、3rdシーズンの注目ポイントや作品への想いを語っていただきました。
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――まず、3rdシーズンへの意気込みをお聞かせください。
村中知(以下、村中) 2ndシーズンのラストで、ヒュースが玉狛第2の隊服を着て「よし、今から!」という、すごくいいところで終わっていたので、早く新しい体制を見てほしいという気持ちでした。ほかにも、「えっ、この人の過去ってこんなだったの!?」みたいな部分もあるので、みなさんの反応が楽しみです。
――これまで演じてこられた『ワールドトリガー』の魅力について、改めてどのように感じていますか?
村中 ひとつの物語だけじゃなく、メインではない隊員たちにもひとりひとりの考えがあって枝分かれしてるんです。簡単には測り切れない部分がちょっとずつ明るみに出た時に、「なるほど!そういうことか!」という発見があるのが魅力だと感じています。
――これまでに放送された内容で、特に印象的だった戦いやエピソードがありましたらお教えください。
村中 香取隊が出てきたときは、修・遊真・千佳の3人だけが主人公じゃない、ほかのキャラの人生もあるんだっていうのを、ガツンと突き付けられた感じで、すごく好きでした。
――1stシーズンからここまでを振り返って、空閑遊真を演じる上で変化を感じる部分はありますか?
村中 めちゃめちゃあります。いまや常識人になっちゃって(笑)。初期のころは、ちょっと喧嘩売られたらすぐ足の骨を折っちゃうとか、文化の違いによるズレがありました。人との接し方もけっこう淡泊だったんですけど、今では友達をいっぱい作っていて、「人は環境でこうも変わるのか」と嬉しく感じています。