マグミクス | manga * anime * game

アニメ『ワールドトリガー』まだ回収されていない5つの謎

2021年10月9日(土)深夜1時30分、ついにスタートするアニメ『ワールドトリガー』の3rdシーズン。ヒュースが玉狛第二に入隊し、ランク戦に挑むストーリーから始まりますが、原作マンガは当然のことながらかなり先に進んでいます。連載当初の謎を忘れている方も少なくないでしょう。まだ回収されていない謎を振り返ってみます。

ワートリ未回収の謎…城戸指令と遊真の黒トリガー

玉狛第二の新メンバー・ヒュースは大規模侵攻で襲ってきたアフトクラトルの近界民であるため身分を偽り入隊 画像は『ワールドトリガー』3rdシーズン ティザービジュアル (C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
玉狛第二の新メンバー・ヒュースは大規模侵攻で襲ってきたアフトクラトルの近界民であるため身分を偽り入隊 画像は『ワールドトリガー』3rdシーズン ティザービジュアル (C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

 2021年10月9日(土)深夜1時30分より放送スタートするアニメ『ワールドトリガー』の3rdシーズン。ヒュースが玉狛第二に入隊し、ランク戦に挑むストーリーから始まりますが、原作マンガは当然のことながらかなり先に進んでいます。連載がスタートして8年、アニメは7年の月日が流れ、当初の謎や伏線を忘れている方も少なくないでしょう。まだ回収されていない謎を振り返ります。

●最高司令官・城戸正宗の「真の目的」

 城戸はボーダーの創設者のひとりで、組織の最終決定権を握る最高責任者。近界民に対し強い憎悪を抱き、同様の思想をもつボーダーらの最大派閥「城戸派」のトップに君臨しています。顔には大きな傷を持ち、強面で無表情、冷静にして冷徹な人物として描かれています。

 しかしボーダー創設当初(旧ボーダー)の写真を見た三雲がこぼしたように、写る城戸は現在では考えられないような笑顔で、傷もなく仲間と和気あいあいとした姿です。林藤ゆりいわく約5年前、「こっちの世界」の同盟国が敵国に襲われた際、旧ボーダーが加勢します。この戦いで19人いたメンバーのうち10人を失い、これ以後、城戸は変わったといいます。人柄や「近界民憎し」へと変貌させるほどの戦争とはどんなものだったのでしょうか?

 また空閑遊真がボーダーに入隊する際、「未来視」のサイドエフェクトを持つ迅悠一は城戸に対し、遊真や後の玉狛第二の存在は城戸の「真の目的」のために役に立つ、と進言しました。この「真の目的」も明らかになっていません。

●空閑遊真と黒トリガー

 遊真の命を救うため、父・空閑有吾は自分の命と引き換えに黒トリガーとなりました。この遊真が持つ黒トリガーの能力は一度見た能力を「印」としてコピーし自由に発動できるというもの。三輪秀次の鉛弾(レッドバレット)を受けた際には直後に「錨(アンカー)」として発動させ三輪を返り討ちにするなど、強力な黒トリガーです。これまで黒トリガーといえば「風刃」「星の杖(オルガノン)」「卵の冠(アレクトール)」など名前が付いているものがありますが、遊真のそれは「名称不明」となっていて、謎の多い黒トリガーです。

 また有吾の存在についても謎が多いです。旧ボーダー創設にかかわった人物で、その後、経緯は語られないもののボーダーを抜け、近界へと旅立ちました。劇中では有吾のことが語られるシーンは多いものの、母については今のとこと一切触れられていません。『ワールドトリガー オフィシャルデータブックBORDER BRIEFING FILE』では、遊真のFAMILYの欄には「父・レプリカ」とだけあるため母は亡くなっている可能性がありますが、その経緯は謎です。

【画像】『ワールドトリガー』7人の男性キャラたちのメッセージリング(9枚)

画像ギャラリー

1 2