『ワールドトリガー』アニメオリジナル回を見るべき4つの要素 1stシーズン『逃亡者編』
2021年10月から3rdシーズンがスタートする予定のアニメ版『ワールドトリガー』。1stシーズン49話から63話まではコミックスにないアニメオリジナルの『逃亡者編』が用意されています。『ワートリ』に限らずオリジナル回は何かと敬遠されがちですが、ぜひ飛ばさず見ていただきたい。その見どころを紹介します。
アニメ『ワールドトリガー』オリジナル回の見どころを紹介!

アニメ版『ワールドトリガー』の1stシーズンには49話から63話までの『逃亡者編』というアニメオリジナル(以下アニオリ)のストーリーがあります。アニメのオリジナル回は何かと敬遠されがちですが、この『逃亡者編』は、見どころ満載。ぜひ見てほしいポイントを紹介します。
まず、『逃亡者編』の簡単なあらすじを説明しますと……。 B級ランク戦で好成績を上げるため四塚市で合宿をすることになった玉狛第二。そこで謎の近界民(ネイバー)、青年ゼノと少女リリスと出会い親交を深めます。しかしゼノらを追いかけてきたギーヴやトリオン兵との戦闘が始まり、やがてリリスの真実が……。
1.ユーマの怒り そして黒トリガー発動
ギーヴによりさらわれてしまった三雲修を取り戻すため採石場へ向かった空閑遊真。そこで遊真の記憶に刻まれた敵を出現させるトリオン兵と激突します。最初はバムスターなどを相手にノーマルトリガーで戦っていましたが、やがてギーヴはレプリカを出現させてしまいます。これを偽物と看破した遊真は「レプリカをおもちゃにしたのはマズかったな」と怒り、黒トリガーを発動。次々とザコを片付け、本体のトリオン兵をも撃破しました。
修ら仲間を軽んじられると怒ってしまう遊真。また、ボーダー隊員になってからは黒トリガーを使うことに規制がかかっている状態です。時系列的に大規模侵攻後でレプリカ先生はちょっとお休み期間のなか、起こったのが『逃亡者編』。
そんな背景のなか、修はたびたびさらわれたり監禁されたりしてしまいます。そして採石場ではギーヴがレプリカ先生を出現させてしまい遊真はキレます。貴重な黒トリガー姿を見せ、最後には“せーのパンチ”で軽々と敵を駆逐しました。
2.玉狛支部メン以外の隊員の戦闘と私服も堪能
ギーヴが放ったトリオン兵との戦闘は玉狛支部のメンバーだけではありません。例えば制服姿の三輪秀次、米屋洋介、古寺章平の三輪隊のメンバーがプライベートで観光名所を訪れている際、トリオン兵と遭遇し戦闘体となって戦いに挑みます。フィニッシュブローとなる三輪の風刃も見どころです。またバトルには当真勇も参加し、終了後には私服姿も披露しています。
戦闘では幼い姉弟を救いますが、三輪がそのふたりを見て自分の思い出がフラッシュバックしたのか、見つめるカットがあるため視聴者としては切ないシーンでもあります。
さらに諏訪隊、那須隊、東隊らのB級隊員も戦闘に参加。荒船哲次は弧月をふるいます。A級隊員では迅悠一、太刀川隊、風間隊、嵐山隊、なかでも木虎藍は序盤から何がしかの形で登場していて、私服で隠密行動している姿を見ることができます。