『鬼滅の刃』冨岡義勇の「ちょっと抜けてる」シーン3選 那田蜘蛛山編でファン「あれ?」
『鬼滅の刃』でトップクラスの人気を誇るのが水柱・冨岡義勇です。放送中の「遊郭編」での登場はないものの、変わらずファンの心をつかみ続ける彼の魅力を、ちょっと抜けたところがある「天然なかわいさ」の面から探ります。
義勇さんのかわいいシーン! 不器用な人だから…

『鬼滅の刃』でトップクラスの人気を誇るキャラクター、水柱・冨岡義勇。鬼殺隊最強の「柱」である強さ、外見のスマートさがかっこいいのはもちろんのこと、ちょっと抜けたところがある性格もファン心理をくすぐります。放送中のアニメ「遊郭編」での出番はないものの、変わらず支持される義勇の、天然なかわいさがファンをときめかせるシーンをセレクトしました。
※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。
●嫌われてない…はず
登場したばかりの頃は、「クール」だと思われていた義勇が「あれ?」と思われるようになったのは「那田蜘蛛山編」からではないでしょうか。
禰豆子をかばった義勇は蟲柱・胡蝶しのぶから、「そんなだからみんなに嫌われるんですよ」と言われてしまいます。これだけなら悪口を言われただけですが、義勇はわざわざ言い返しました。
「俺は嫌われてない」
しかしこのセリフで、しのぶからカウンターを受けてしまいます。
「あぁそれ……すみません、嫌われている自覚がなかったんですね 余計なことを言ってしまって申し訳ないです」
これには義勇も言い返せず黙るだけ。義勇の天然っぷりと意外な打たれ弱さが分かり、「もしかして本当に『ぼっち』なのでは……」とファンから言われるようになったシーンです。
しかし、そんな義勇の不器用さに、ハートを奪われる人もいるとか。確かに、母性本能がくすぐられます。
●ごまかすのが苦手
能力を飛躍的に上げる「痣(あざ)」が出せる条件を、霞柱・時透無一郎が説明します。その条件を聞いて、「そんな簡単なこと」と言う風柱・不死川実弥に義勇がぼそりとひと言。
「これを簡単と言ってしまえる単純な頭で羨ましい」
もちろん実弥は「何だと?」とすごみますが、義勇は「何も」ととぼけます。すごまれて知らぬ顔をする、ごまかしがあまりうまくない義勇が「天然かわいい」と言われるシーンです。
●怒りのポイントが違うような…
無限城で、炭治郎と義勇は上弦の参・猗窩座と戦います。義勇は猗窩座の一撃を受けて遠くまで跳ね飛ばされてしまいました。ひとり残った炭治郎は苦戦し、猗窩座に刀をつかまれます。その猗窩座の腕を、戻ってきた義勇が斬り落としました。そして義勇は無表情で猗窩座に言います。
「俺は頭にきてる」
鬼に対する憎しみ……と思いきや、続く言葉は驚くようなものでした。
「猛烈に背中が痛いからだ よくも遠くまで飛ばしてくれたな上弦の参」
猗窩座が煉獄杏寿郎の仇であることを、義勇も知っているはずです。それなのに怒るポイントは「背中が痛い」。こういうところが義勇が「天然」と言われる理由です。煉獄さんも自分のことで義勇に恨みをもって欲しくないでしょうから、彼の性格に救われている人は作中にも多いのかもしれません。
(マグミクス編集部)