既刊1巻の「ジャンプ」作品5選 まだ追いつける!
『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』のような大ヒット作になる……かもしれない「週刊少年ジャンプ」のマンガを5作品ご紹介します。すでに人気急上昇中の作品ばかりのため波に乗るのは今がチャンスです。
古参ぶるには、最後のチャンス!?

序盤から読んでいたマンガが人気になると、「実は昔から知っていたんだよ」と、少し自慢したくなったことはありませんか? この記事では「週刊少年ジャンプ」掲載作品で現在、第1巻が発売されているマンガを5作品ご紹介します。『呪術廻戦』や、『鬼滅の刃』に次ぐ、未来の超ヒット作になる……かもしれません。
●『アヤシモン』著:賀来ゆうじ
『地獄楽』の作者・賀来ゆうじさんが贈る、話題の最新作です。舞台は新宿歌舞伎町。魑魅魍魎が巣くう、この街で「たいまんの儀」で成り上がる物語です。
マンガの主人公に憧れ、修行をしていたマルオは、人間でありながら「妖し者」とタイマンが張れてしまうほどの強さがあります。車をブンっと投げ飛ばしたり、自身より大きな岩を拳で砕けたり、普通ではありえないバカ力はマンガの主人公そのものです。マルオの常人を逸したバカ力にスカッとした気分を味わえます。
●『サラダ・ヴァイキング』著:ソウイチロウ
宇宙人が野菜にハマる、新感覚グルメ(?)マンガです。宇宙からやってきた肉食系宇宙人・レオ。人間を食料とするために地球へ降り立ちますが、夏樹におすすめされた草(サラダ)を食べて衝撃を受けるのです。ほほがとろけるほどおいしい食材を使って、宇宙人たちの侵略を食い止める物語です。
野菜を食べたときのレオの大げさなリアクションが秀逸です。そして、野菜や米のおいしさに涙するレオの姿を見ると、野菜が苦手な人でも「そんなにおいしいの?」と確認してみたくなってきます。おいしそうなのは野菜だけではありません。見た目も華やかなスイーツやお酒なども魅力的な作品です。
●『天狗とわらし』著:しいたけ元帥
ナイスマッチョな大天狗・金剛とぴょこぴょこかわいい座敷童・わらしが織りなす、アクションあり、癒やしありのコメディー作品です。圧倒的な強さから妖怪たちの百鬼夜行に誘われた金剛はそれを断ってしまいます。そこで敵とみなした妖怪たちは金剛を襲いますが、返り討ちにあうのです……。
強面な金剛と子供なわらしのやり取りが親子のようでほほえましいです。また、コロコロ変化するわらしの表情や、なんだかんだ優しい金剛の姿は読者の心を温かくしてくれます。
●『守れ!しゅごまる』著:伊原大貴
スピンオフとしてかなりの存在感を持つ『恋するワンピース』の作者・伊原大貴さんの作品です。王城財閥のひとり娘・さなぎを守るためにボディーガードの守護丸(しゅごまる)がやってきます。しかし、しゅごまるには、守ることを考えると周りが見えなくなる悪いクセがあって……。
ボディーガードなのにさなぎを傷だらけにしてしまうしゅごまると、そのしゅごまるに激しいツッコミを入れるさなぎのやりとりが、漫才を見ているような面白さです。そして、さなぎがピンチのときは、ちょっとだけかっこよく見えるしゅごまるにも注目してほしい作品です。
●『ドロンドロロン』著:大須賀玄
母親との約束のため、侍になることを決めたドラ。しかし、妖力量が0だったことから侍にはなれないことが発覚します。その帰り道にモノノケに襲われている子供を見つけます。そこではモノノケがモノノケと戦っていて……。
最近は、少しひねくれている主人公や冷めたキャラが増えてきていますが、まっすぐで熱い想いを持ったドラとクサナギの姿に勇気をもらえます。心の底から応援したくなるふたりが、誰も傷つかない優しい世界を目指します。
(マグミクス編集部)