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『鬼滅の刃』獣の呼吸は何の派生? 思いつきの技が命運を変える!

「獣の呼吸(けだもののこきゅう)」とは、鬼殺隊のなかで嘴平伊之助のみが用いる、自己流の呼吸法。炎、風、岩、雷、水の基本の5つの呼吸のなかで、風の呼吸の派生とされます。型は「牙」と言い換えています。

獣の呼吸とは

『鬼滅の刃』Blu-ray/DVD Vol.6 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

「獣の呼吸(けだものこきゅう)」とは、鬼殺隊のなかで嘴平伊之助だけが用いる呼吸法。伊之助は師匠がいなかったため、我流で呼吸法を身に着けました。炎、風、岩、雷、水の基本の5つの呼吸のなかで、風の呼吸に似ていてその派生とされます。また、他の呼吸法では「型」と呼ぶところを、伊之助は「牙」と言い換えています。

獣の呼吸の使い手

 獣の呼吸に似ている風の呼吸は激しい気性を持ち、他者を押しのけてでも邁進していく性質の者が向いているとされます。伊之助が風の呼吸に似た呼吸術を身に着けたのは、偶然ではないようです。


『鬼滅の刃』嘴平伊之助は素顔がかわいい野生児 名言も豊富で設定が大洪水

『鬼滅の刃』のキャラクター、嘴平伊之助(読み方は、はしびら・いのすけ)。「猪突猛進!」が口癖で、ギザギザの日輪刀、上半身裸に猪の被り物という出で立ちは、初登場で「敵?」と思った人型数。猪に育てられ、常識を知らなかった彼ですが、鬼殺隊士として過ごすうち、「ほわほわ」した人間らしい感情を覚えていきます。

獣の呼吸 型・技一覧

 型(牙)は8つですが、最終決戦間近の死闘で、9つめの技を初めて使い、さらに「思いつきの技」が生まれます。

獣の呼吸 壱ノ牙 穿ち抜き(いちのきば うがちぬき)

 刀を2本そろえ、ひと息に突き刺す技です。首を取ることはかなわなかったものの、那田蜘蛛山で「下弦の伍」累の父役である蜘蛛の鬼と戦った際に放たれました。

獣の呼吸 弐ノ牙 切り裂き(にのきば きりさき)

 腕を交差させるように刀を振るって、広範囲に攻撃を加える技。「無限列車編」で、機関車に同化した「下弦の壱」魘夢(えんむ)の首を露出させました。

獣の呼吸 参ノ牙 喰い裂き(さんのきば くいさき)

 交差させた刀で鬼の首を挟むようにし、外側に向かって獣が噛み付くように切り裂く技。鼓屋敷内にいた図体の大きい鬼を前に足を止めることなく、首を落としました。

獣の呼吸 肆ノ牙 切細裂き(しのきば きりこまざき)

 細かい斬撃を加えていく技。魘夢の首を露出させ、炭治郎が止めを刺す好機を作りました。

獣の呼吸 伍ノ牙 狂い裂き(ごのきば くるいざき)

 宙に舞い、四方八方に斬りつける技。狭い無限列車内で、眠る乗客たちを襲おうとする大量に現れた鬼を切り刻みました。

獣の呼吸 陸ノ牙 乱杭咬み(ろくのきば らんぐいがみ)

 わざと刃こぼれさせた刀を、ノコギリのように使う技。

獣の呼吸 漆ノ型 空間識覚(しちのかた くうかんしきかく)

 野生育ちの伊之助ならではの技。那田蜘蛛山で、鬼の居場所を探知しました。

獣の呼吸 捌ノ牙 爆裂猛進(はちのきば ばくれつもうしん)

 防御を一切無視し、敵に斬り込むことだけに特化した技。

獣の呼吸 玖ノ牙 伸・うねり裂き(くのきば しん・うねりざき)

 腕の関節を外し、間合いの外側から斬りつける技。

獣の呼吸 思いつきの 投げ裂き

 最終局面の戦闘中、文字通り「思いつき」で放たれた技。共闘する鬼殺隊士の刀が鬼の首をとらえていましたが、斬り込むには力が足りない状態でした。伊之助は二刀を投げ、隊士の刀に力を加えて鬼の首を落とすことに成功します。思いつきで放たれた技でしたが、戦いの命運を変えてしまうほどの結果となります。

(マグミクス編集部)


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