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『鬼滅の刃』蟲の呼吸の技・型一覧 鬼も絶望する恐怖と痛み

「蟲の呼吸(むしのこきゅう)」とは、鬼殺隊士が用いる呼吸法。蟲柱・胡蝶しのぶが会得しています。炎、風、岩、雷、水の基本の5つの呼吸のなかで、水の呼吸の派生である花の呼吸からさらに派生したものです。

蟲の呼吸とは

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「蟲の呼吸(むしのこきゅう)」とは、鬼殺隊士が用いる呼吸法で、炎、風、岩、雷、水の基本の5つの呼吸のなかで、水の呼吸の派生である花の呼吸からさらに派生したものです。

 蟲の呼吸を使う蟲柱・胡蝶しのぶは、身長が151cmと小柄で体重も40kgに満たず、鬼の首を斬る腕力がなかったため、毒を用いて戦う独自の手法を生み出しました。

蟲の呼吸の使い手

 蟲の呼吸のもととなる水の呼吸は穏やかで、柔軟な思考を持つ者が向いているとされます。水の呼吸から派生した、花の呼吸を用いた胡蝶しのぶの姉、胡蝶カナエは笑顔を絶やさない穏やかな人物でした。カナエの死後、それまで勝ち気な面もあったしのぶは姉の意志を継ぎ、言葉遣いをまねて常にほほえみをたたえる人物となりました。

『鬼滅の刃』蟲柱・胡蝶しのぶが吐く毒舌 名セリフにしびれる!「とっととくたばれ」

『鬼滅の刃』のキャラクター、蟲柱(むしばしら)・胡蝶しのぶ(読み方は、こちょう・しのぶ)。「蟲の呼吸」を使い、美しい容姿と穏やかなたたずまいとは裏腹に、毒のあるセリフを吐くことも。薬学に精通していて毒を使って鬼を倒し、鬼殺隊士たちの怪我の治療を行う才女です。

蟲の呼吸 型・技一覧

蟲の呼吸 蝶ノ舞 戯れ(ちょうのまい たわむれ)

 那田蜘蛛山で蜘蛛の鬼・姉相手に使っています。鬼の目でも捕らえきれない早さでいくども刺し貫き、毒を与えて倒しました。

蟲の呼吸 蜂牙ノ舞 真靡き(ほうがのまい まなびき)

 最初に「上弦の弐」童磨(どうま)へ繰り出した突き技です。十二鬼月である童磨でさえ「手で止められなかった」ほどの速さでした。童磨の左目から頭を貫くほどの威力です。

蟲の呼吸 蜻蛉ノ舞 複眼六角(せいれいのまい ふくがんろっかく)

 毒を分解する童磨に対し、連続で突きを入れるため使いました。中央の突きのまわりに五角形を描くように攻撃が入り、昆虫の複眼のように見えます。速度は柱の中でも一番かもしれません。また、「蜻蛉」とはトンボのことです。

蟲の呼吸 蜈蚣ノ舞 百足蛇腹(ごこうのまい ひゃくそくじゃばら)

 蜈蚣、百足とは、両方ともムカデの古い呼び方です。ムカデのようなうねりと、すさまじい早さで攻撃を見切れないようにカモフラージュし、最強の一撃を打ち込みました。

蟲の呼吸で斬られると鬼はどう感じる?

『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』に収録されている描き下ろし漫画『突撃!!地獄の鬼取材~三途の川を越えて~』では、隠の後藤が鬼たちに「各呼吸の斬られ心地」をインタビューしています。

 蟲の呼吸で倒された鬼たちは「小さいからなめてたのよ 突きの攻撃だしね(蜘蛛の鬼・姉)」「今まで経験したことのない部類の痛み」「毒の説明された時の絶望感やばい」と憎らしさや恐怖心を語っています。一方、姉・カナエが使っていた花の呼吸では「ふわふわっていい匂いがした」「天国に行けそう」というコメントもあったことから、同じ呼吸からの派生でもしのぶの鬼への強い復讐心が表れた呼吸法であると分かります。

(マグミクス編集部)

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