マグミクス | manga * anime * game

『鬼滅の刃』月の呼吸・型一覧 当たり判定がエグい最凶の技

吾峠呼世晴先生による漫画(マンガ)『鬼滅の刃(きめつのやいば)』(ジャンプコミックス/集英社)に登場する、月の呼吸(つきのこきゅう)について解説。上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)が使います。三日月のようなエフェクトにも当たり判定がある最強の技です。

  • ネタばれ注意

月の呼吸とは

月の呼吸の使い手・継国巌勝の弟である継国縁壱が表紙 著:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第20巻(集英社)

「月の呼吸(つきのこきゅう)」は、戦国時代、鬼殺隊の前身となる鬼狩りの組織で戦った剣士・継国巌勝(つぎくに・みちかつ)が使った呼吸法です。継国巌勝の弟・継国縁壱(つぎくに・よりいち)は、後の世で「始まりの呼吸の剣士」と呼ばれる存在です。継国縁壱が生み出した「日の呼吸」は鬼に対抗する剣技として優れていました。継国縁壱は鬼狩りの仲間たちに呼吸法を指南しますが、日の呼吸を使いこなせる技量のある者はいません。そのため、継国縁壱はそれぞれに合う呼吸法を教え、日の呼吸から派生した炎、風、岩、雷、水の5つの基本の呼吸が生まれます。

 継国巌勝も日の呼吸は使えませんでした。継国巌勝が使っていたのが、日の呼吸を元にした月の呼吸です。


月の呼吸の使い手

 月の呼吸の使い手は、継国巌勝のみ。継国縁壱に及ばなかった継国巌勝は、人間の寿命を越えて剣士としてさらなる高みを目指すため、「呼吸を使える者を鬼にしたい」と考えた鬼舞辻無惨によって鬼化し「黒死牟(こくしぼう)」となります。傷を負っても回復し、無尽蔵の体力を持つ鬼がさらに身体能力を高める呼吸法を使う……黒死牟の月の呼吸は、最強の存在となりました。黒死牟は鬼のなかでも最も位の高い、十二鬼月・上弦の壱(じょうげんのいち)です。

月の呼吸の「当たり判定」

 例えば、「水の呼吸(みずのこきゅう)」はまるで水が流れ出ているかのように見える技です。しかし、実際には水が出ているわけではなく、あくまで敵にダメージを与えるのは刀身そのものです。しかし、月の呼吸は振るうと三日月が見え、この三日月の部分に触れても相手はダメージを受けてしまいます。いわゆる「当たり判定」が広く、さらに常に長さや大きさが変化するという不規則さ。これを避けるには多くの実践経験を積み、鋭い感覚を持つ必要があります。

月の呼吸 型・技一覧

月の呼吸 壱ノ型 闇月・宵の宮(いちのかた やみづき・よいのみや)

 瞬きする間に放たれる、強力な一太刀。

月の呼吸 弐ノ型 珠華ノ弄月(にのかた しゅかのろうげつ)

 連続で刀を振るって、広範囲を攻撃する技。

月の呼吸 参ノ型 厭忌月・銷り(さんのかた えんきづき・つがり)

 大きく刀を振るって、2連撃を放つ技。

月の呼吸 伍ノ型 月魄災渦(ごのかた げっぱくさいか)

 刀を振るわずに、広範囲に斬撃を繰り出す技。

月の呼吸 陸ノ型 常夜孤月・無間(ろくのかた とこよこげつ・むけん)

 縦方向に刀を振るい、無数の斬撃を繰り出す技。

月の呼吸 漆ノ型 厄鏡・月映え(しちのかた やっきょう・つきばえ)

 枝分かれするように変化した刀による、遠距離からの間合いが広い攻撃。

月の呼吸 捌ノ型 月龍輪尾(はちのかた げつりゅうりんび)

 一太刀で周囲をえぐり取るような素早く強烈な技。

月の呼吸 玖ノ型 降り月・連面(くのかた くだりづき・れんめん)

 刀を背中から前方に振るう技。対象に三日月のような斬撃が降り注ぎます。

月の呼吸 拾ノ型 穿面斬・蘿月(じゅうのかた せんめんざん・らげつ)

 斬撃が地面を削るように相手に迫る技。

月の呼吸 拾肆ノ型 兇変・天満繊月(じゅうしのかた きょうへん・てんまんせんげつ)

 折り重なる、渦状の斬撃を繰り出す技。広範囲にわたって斬撃をくわえられます。

月の呼吸 拾陸ノ型 月虹・片割れ月(じゅうろくのかた げっこう・かたわれづき)

 上方から下にいる相手に向かって、地面を割るほどの強烈な斬撃をくわえる技。複数の相手の位置も的確に狙えます。

『鬼滅の刃』今後のアニメ化“妄想”で鳥肌が立つシーン4選「頑張れufotable頑張れ」

『遊郭編』の2021年アニメ化決定で、さらに盛り上がりを見せる『鬼滅の刃』。気が早すぎるかもしれませんが……『遊郭編』のさらに先の展開から、「アニメ化妄想だけで鳥肌」なシーンを紹介していきます。

(マグミクス編集部)

関連リンク