懐かしアニメとともに耳に残るCMテーマソングたち 気がつけば50年も歌われて…?
「天気予報」のアニメといえば?

「ぼくの名前はヤン坊♪ ぼくの名前はマー坊♪」から始まる『ヤン坊マー坊 天気予報』は、日本の発動機(エンジン)などの製造販売を行う大手企業グループの「ヤンマー(旧・ヤンマーディーゼル、現・ヤンマーホールディングス)」が単独でスポンサードを行っていた天気予報番組のオープニングテーマとして親しまれていた曲です。季節ごとに変化していくアニメーションに合わせてコロコロと動き回り、朗らかに笑うヤン坊とマー坊の姿を覚えている方も多いことでしょう。
放送がスタートしたのは1959年の気象記念日にあたる6月1日。日本テレビやテレビ朝日のような広域圏のテレビ局のみならず、日本中のローカル局でも夕方から夜にかけて放送され、マイナーチェンジを重ねながら長年愛され続けていました。
しかしユーザーのライフスタイルの変化などさまざまな理由から2000年前後には徐々に放送局が減少、2009年6月には放送開始から50周年を迎えましたが、2014年3月31日には55年間にわたる放送を終了しています。
作詞は当時のヤンマー宣伝部長である能勢英男氏、作曲は米山正夫氏、オリジナル版のアーティストは木村和子・山口えみの両氏となっていますが、ボーカルのバリエーションは非常に多く、1999年には放送開始40周年記念として関西ジャニーズJr.(錦戸亮、安田章大)のバージョンが放送され、2002年にはZONEのバリエーションも使用されました。
すでにテレビでは目にすることは叶わなくなった「ヤン坊 マー坊」ですが、現在でもヤンマーのマスコットキャラクターとしては存続しており、滋賀県長浜市にあるヤンマーミュージアムでは歴代のオープニングを視聴可能なギャラリーが常設されています。
(早川清一朗)



