『ガンバの冒険』再放送で蘇る恐怖! 最恐「ノロイ」の圧倒的存在感とガンバたちの「命懸けの勇気」
TVアニメ『ガンバの冒険』放送開始50周年を記念した再放送が2月13日より始まります。伝説の悪役「ノロイ」が再びお茶の間を震撼させることでしょう。圧倒的なカリスマ性と残酷さを兼ね備えた彼の恐怖を振り返りつつ、いまなお色あせない名作の魅力に迫ります。
大人も震える!狡猾な知略と力

アニメ史に残る恐怖の象徴として、多くの子供たちの心に深い傷跡を残した『ガンバの冒険』。TVアニメ放送50周年を記念して2026年2月13日19時30分からTOKYO MXでの再放送が始まります。この機会に、多くの視聴者のトラウマとなった最恐ラスボス「ノロイ」の「圧倒的な恐怖」について振り返ってみましょう。
●子供向けアニメとは思えない圧倒的な恐怖の存在
『ガンバの冒険』は、斎藤惇夫先生の児童文学『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(岩波書店)を原作として、1975年に日本テレビ系で全26話にわたって放送されました。なお、原作では主人公「ガンバ」を含む16匹のネズミたちが登場しますが、アニメでは7匹に絞られています。
このアニメはガンバと仲間たちが、「ノロイ」を筆頭にした白イタチと戦うために島へ冒険に出るストーリーですが、ノロイの存在感は圧倒的でした。ノロイと聞いて鳥肌が立つ視聴者も多いのではないでしょうか?
●「最強の悪」としての風格あふれるノロイの恐ろしさ
ノロイは単なる敵役ではなく、強さ、知性、カリスマ性を兼ね備えた「最強の悪」として描かれています。通常のイタチをはるかに超える巨大な体格と爪を持ち、馬をも仕留める圧倒的な力を誇ります。さらに怖いのは、その高い知性です。
特に印象的なのは、23話以降のノロイの戦略です。ガンバたちが築いた砦に対し、島中のネズミを追い立てて食料不足に追い込み、裏切り者を仕立てあげてさらに食料を奪い、そして飢えたネズミたちに休戦を呼びかけておびき出して手下に殺させるという、三段構えの恐るべき作戦を展開します。このようなずる賢さと残忍さを併せ持つノロイは、まさに「絶望」そのものでした。
●圧倒的存在感を生み出した声と映像
そして、ノロイの恐怖を決定的なものにしたのが、故・大塚周夫さんの演技です。その低く重い声は、ノロイの威圧感をさらに増幅させました。また、エンディングテーマのラストシーンには、白い毛皮に包まれた巨大なノロイが両手を掲げ、切れ長の赤い目で視聴者を見据える姿が登場し、多くの子供たちを恐怖のどん底に突き落としました。
実はノロイの初登場は20話と、全26話の作品のなかでは終盤からの登場です。しかしそのわずかな出番のなかでも、催眠術のような力でガンバを苦しめるなど、通常のイタチを超えた超常的な存在感を放っていました。
●立ち向かうガンバと仲間たちの勇気
そんな恐ろしいノロイに果敢に挑んでいくのが、野沢雅子さん演じるガンバと個性豊かな仲間たちです。勇敢でけんか早いけれど仲間思いのガンバを中心に、「ボーボ」「ヨイショ」「ガクシャ」「シジン」「イカサマ」といった個性的なネズミたちが集結し、絶望的な状況のなかでも諦めない姿は、視聴者に深い感動を与えました。
●いまも色あせない名作の魅力
放送から50年近く経った今でも、『ガンバの冒険』は多くの人に愛され続けています。「年齢関係なく楽しめるアニメ」「ノロイとの決戦からのハラハラ感がたまらない」など、世代を超えた評価を集めており、2015年には3DCGアニメーション『GAMBA ガンバと仲間たち』として映画化もされました。
そして今また、TVアニメ放送50周年という節目に再放送が始まり、再編集映画も公開されるなど、その魅力は色あせることなく新しい世代へと受け継がれています。あの恐怖と感動をもう一度味わってみませんか?
(マグミクス編集部)

