まさかの瞬殺!ガンダム作品の残酷すぎた惨敗シーン3選「新型機が無惨な姿に」
ハイスペックMS部隊が一瞬で壊滅

●連邦の新鋭機が残念な姿に
OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の第4話「河を渡って木立を抜けて」では、ジオンの潜入工作部隊「サイクロプス隊」が、ガンダムNT-1の奪取・破壊を狙う「ルビコン作戦」を始動。そのなかでも驚きの瞬殺劇が描かれていました。
サイクロプス隊の高機動MS「ケンプファー」が市街地に現れると、連邦のペガサス級強襲揚陸艦「グレイファントム」に属するスカーレット隊が出撃。発進したのはジム・スナイパーII、量産型ガンキャノン、ジム・コマンドといった当時の連邦が誇る高性能機ばかり。とくにジム・スナイパーIIは、ガンダムすら上回るスペックを有する機体でした。
この連邦の高性能MS部隊を、ケンプファーに乗った“ミーシャ”ことミハイル・カミンスキーが単独で攻撃。降下中をショットガンで撃ち抜いたり、シュツルム・ファウストと呼ばれるロケットランチャーを的確に命中させるなど、次々撃墜していきます。
なんとか地上に降下できたジム・コマンドも、ケンプファーの高機動力で背後をとられ、ジャイアント・バズで撃破されます。ジオンのケンプファーのカッコよさ、熟練パイロット・ミーシャの圧巻の操縦技術が輝いたシーンです。
映像上では母艦を発進してから、わずか1分足らずで全滅したスカーレット隊。ペガサス級の艦に属し、新鋭機を多数揃えていたことから、おそらくは連邦のエース部隊だったはず。それだけに、あまりに不甲斐ない負けっぷりが印象的でした。
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一進一退の激しいバトルはガンダム作品の面白い部分ですが、想像を絶するような一方的な敗北や無惨な負け方は視聴者の心に残ります。おまけに今回紹介した敗れた側の機体は、リック・ドムやジェガン、ジム・スナイパーIIといった渋い機体ばかりなのもポイントです。あなたの記憶に残っている“惨敗シーン”と言えば、どの戦い、どの機体を思い浮かべるでしょうか。
(大那イブキ)