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『プリキュア』開始前の日曜朝アニメは? 豪華すぎてビックリ

時代は一転、少女マンガ時代へ!

『も~っと! おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ』DVD(東映)
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恋愛を描いた少女マンガ作品が中心に

 変化を恐れない日曜朝の8時30分枠は、1994年からまた新たなラインナップが登場します。まずは「りぼん」で連載されていた『ママレード・ボーイ』。主人公の高校生・小石川光希が親同士の再婚をきっかけに、同い年の松浦遊と同居することになり、やがて恋へと発展する物語です。

 そして翌年の1995年には、こちらも「りぼん」で連載された『ご近所物語』が放送開始。主人公・幸田実果子と、マンションの隣に住む山口ツトムとの恋愛などが描かれました。さらに、翌年の1996年には「マーガレット」で連載されていた、言わずと知れた名作『花より男子』が放送されます。2005年の実写ドラマも話題となりましたが、それよりおよそ10年早く、子供たちは日曜の朝からアニメ版の牧野つくしを応援していました。

 少女マンガを原作に、恋愛をテーマにしたこれらのラインナップは、再び女の子向けに戻ったという印象に見えます。

●時代は魔法とファンタジーへ

 1997年からは再び、ファンタジー作品が登場します。まずは『夢のクレヨン王国』。クレヨン王国のシルバー王女が石にされた両親を元に戻すため、オンドリのアラエッサ、ブタのストンストン、12人の野菜の精とともに旅に出る物語です。

 そして1999年からは、こちらも熱狂的ファンが多い『おジャ魔女どれみ』がスタートしました。かわいい魔法や呪文、個性あふれるキャラクターたちの登場で人気は瞬く間に広がり、コミックやゲームでも展開されています。それぞれのキャラクターにイメージカラーもあり、子供たちのなかではいわゆる「推しキャラ」も生まれていきました。

 そして2003年、「プリキュア」スタート前の最後の作品となったのが、『明日のナージャ』です。20世紀のヨーロッパを舞台に、主人公のナージャが母親を探して旅をする物語で、旅芸人一座の踊り子としてたくましく生きるナージャの姿に、元気をもらった視聴者も多いのではないでしょうか。

●2004年から始まった伝説

 そして2004年、『ふたりはプリキュア』を皮切りに、ついに「プリキュア」シリーズがスタートします。企画書のコンセプトは「女の子だって暴れたい!」だったそうで、「普通の少女」が変身してアクションばりばりでカッコよく戦う姿は、新しさとともに、これまでの8時30分枠のよさがすべて詰まったような魅力を持っており、女の子・男の子、子供・大人関係なくファンを増やしていきました。

 魔法、ファンタジー、冒険、アクション、ギャグ……いろいろな楽しさを視聴者に見せてくれた名作の数々、皆さんにとっての日曜朝8時30分のアニメといえばどの作品でしょうか。

(吉原あさお)

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