じわじわと鬱展開「思ってたのと違った」アニメ3選 「ハッピーエンドが見えない」
命がけの鬱展開?

●『まじもじるるも』(2014年7月~放送)
柴木耕太(しばき・こうた/CV:高橋信)は、「エロ大王」の異名を持つ高校生。スカートめくりにエロ本の貸し出しなど、充実の毎日を過ごしてきた耕太でしたが、女子たちには総スカンを食らうように。そんな耕太は、ある日所属しているFHK(不思議発見クラブ)で、「魔女召還教本」を見つけます。
本の内容に従い、耕太が願い事にしたのは「女子のパンツがほしい」。帰宅後、机の上にりんご柄のパンツを見つけて、喜ぶ耕太。しかし、教本の最後のページには「代償としてのこりの命をいただきます」と記載があり――?
『まじもじるるも』は、同名マンガ(作:渡辺航/講談社)を原作としたアニメです。耕太は願い事の際に魔女・るるも(CV:三森すずこ)を召喚していますが、魔法のチケットを使えるようになった代わりに、チケットを使うたびに寿命が縮むようになってしまいます。
当初、パンツの件でるるもと契約し、命を差し出すことになっていた耕太。しかし、耕太の死をるるもが助けたことから、彼女は魔女ではなく修行魔に格下げされてしまいます。そうして人間界に修行しに来たるるもですが、修行のゴールは「耕太に魔法のチケットを使い切らせること」。
魔法のチケットが耕太の寿命そのものだと知らないるるも。それを知っている耕太は、チケットを使うまいと心に決めますが、そうするとるるもが魔界に帰れません。かわいらしいタッチで描かれている本作ですが、命のかかった耕太のジレンマとともに、ふたりの日常が積み重なっていきます。
基本的にドタバタラブコメディでありながら、「この時、チケットを使っていれば……」と視聴者まで悲しくなるような回も存在します。そんな不穏さは、最終第12話でピークに。象徴的な最後のシーンにも注目です。なおその続きは、OVA『まじもじるるも 完結編』で描かれています。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。
* * *
よくない展開になりそうなのは分かっているのに、なぜか目が離せなくなる「不穏なアニメ」。そのドキドキ感は、一度味わうと癖になってしまうかも。衝撃の結末とあわせて、ぜひ視聴してみてくださいね。
※配信状況は記事掲載時点のものです。
(新美友那)



