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【漫画】ホワイトデーに自作の絵本をプレゼント 小学生の恋の結末に「ほっこり」

バレンタインデーにもらった折り紙の恐竜と手裏剣は、小学生のたかし君の大切な宝物。お返しに、ホワイトデーには自分も何かを作ってプレゼントすることに決めて……。羊の目。さんの創作マンガが「愛にあふれている」と話題です。

世界にひとつしかない「贈り物」

ホワイトデーに小学生の男子がお返しのプレゼントを渡す物語(羊の目。さん提供)
ホワイトデーに小学生の男子がお返しのプレゼントを渡す物語(羊の目。さん提供)

 バレンタインデーに沙希ちゃんからプレゼントをもらった小学生のたかし君。ホワイトデーにお返しを渡す準備をしています。沙希ちゃんがくれたのは、お菓子と折り紙で作った恐竜や手裏剣。たかし君は、自分も何かを作ってお菓子と一緒に沙希ちゃんに渡そうと考えました。そして、ホワイトデーの日から25年の月日が経ち……。

 羊の目。さん(@odorukodomo8910)による創作マンガ『ホワイトデーの贈りもの』がTwitterで公開されました。本作では、ほのぼのとするような小学生のかわいい恋のストーリーが展開されています。「誰かのことを想って何かを作る」ということの素晴らしさも感じさせる内容です。

 読者からは「たかし君の心の込もった作品、とっても素敵です」「愛にあふれているっ」「大きくなっても純真なおふたり最高です」「めちゃくちゃグッと来ました」「いつも心をホカホカにしてくれてありがとうございます」などのコメントが寄せられました。Twitter投稿に3.1万いいねがつき、リツイートも2800件を超える話題作となっています。

 作者の羊の目。さんに、お話を聞きました。

ーー『ホワイトデーの贈りもの』のお話はどのように生まれましたか?

 この話を描く以前に、バレンタインの話『世界一のお菓子』と、ホワイトデーのためのお返しを買いにいく話『お菓子屋さんと男たち』を描きました。なので、ホワイトデーの日にたかし君が沙希ちゃんにお返しを渡す話が出てくるというのは、皆さんある程度想像はされていたと思っています。

 そのうえでどのように予想外の物語をお見せできるかと考えた結果、25年の歳月を飛ばす今回の物語が生まれました。今までは渡す時のシチュエーションやドキドキ感に焦点を当てて描くことが多かったですが、今回のように「受け取った後」の話を描くことは新鮮で楽しかったです。

ーー本作はホワイトデーに合わせてTwitterで公開されました。羊の目。さんご自身も、バレンタインデーやホワイトデーに印象深い思い出などはありますか?

 私自身には驚くほど何もありません。たかし君たちがうらやましいです。

ーー作中の「人生最高の1冊」という表現が素敵です。よろしければ、羊の目。さんにとっての「人生最高の1冊」も教えて下さい。

 司馬遼太郎先生の『峠』です。これから進学や就職などで新生活が始まるすべての方におすすめしたいです。

お菓子だけでなく何かを作ってプレゼントすることに決める(羊の目。さん提供)
お菓子だけでなく何かを作ってプレゼントすることに決める(羊の目。さん提供)

ーー過去のインタビューで、羊の目。さんも小学生の頃に自作のマンガを友人にプレゼントした経験があることをお聞きしました。特定のひとりのためだけに向けた作品と、プロとして多くの人に届ける作品では、何か違いはありますか?

 基本的な部分は変わりませんが、多くの人に届ける以上、「この表現を不快に思う人はいないだろうか」や「意図せず誰かを傷つけてはいないだろうか」という点は気をつけています。あとセリフの位置なども自分が読み返して気になる箇所は逐一調整しています。

ーー今回の作品に対する読者からの反応では、どのような声が特に印象に残りましたか?

 たかし君と沙希ちゃんが大人になっても一緒にいることを喜んで下さる声がたくさん届いてうれしかったです。

ーー単行本『アウトサイダーズ』(実業之日本社)の発売から約1年が経ちました。現在のご活動・近況について教えて下さい。

 現在は『アウトサイダーズ』に出てきた篠宮先生の学生時代の話、手話編を随時更新しています。それと、まだここではお伝えできないことがいくつかありますので公表できる日が楽しみです。

(マグミクス編集部)

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